更新日:2017年4月25日
台風や長雨、集中豪雨、地震等により土砂災害が発生します。
土砂災害は、一瞬にして尊い生命を奪い、甚大な被害をもたらします。
一人ひとりが土砂災害から身を守れるように備えておくことが重要です。
ここでは、土砂災害から身を守るために最低限知っておくべき3つのポイントを紹介します。
がけ地や渓流、沢の付近は土砂災害発生のおそれがあるとして「土砂災害警戒区域」として指定されています。
普段から自分の家や居ることの多い場所が土砂災害警戒区域にあるかどうか確認しておき、いざという時は早めの避難を心がけましょう。
急傾斜地の崩壊
指定箇所数:44区域
(土砂災害警戒区域:イエローゾーン44区域)
土石流
指定箇所数:8区域
(土砂災害警戒区域:イエローゾーン8区域)
(うち土砂災害特別警戒区域:レッドゾーンを含む区域は3区域)
神奈川県土砂災害情報ポータル(神奈川県ホームページへリンク)
土砂災害発生の危険が高まったときには、気象庁と県から「土砂災害警戒情報」が発表されます。
町はこの情報をもとに、避難に関する情報などを発表するので、情報を逃さないようにしましょう。
防災行政無線放送や広報車による呼びかけに注意してください。
また、テレビやラジオの気象情報にも注意しましょう。
町では、ツイッターで随時、防災・安全安心情報を配信しています。
気象警報・注意報発表状況【二宮町】(気象庁ホームページへリンク)
町は状況に応じて、小中学校などの避難所を開設しますので早めの避難を心がけてください。
お年寄りや障害のある人など避難に時間がかかる人は、移動時間を考えて早めに避難を始めることが大事です。
また、土砂災害の多くは木造の1階で被災しています。
避難場所への移動が危険であったり、困難なときは、次善の策として、近くの鉄筋コンクリート造などの頑丈な建物の上層階に緊急避難するか、それも難しい場合は家の中でより安全な場所(がけから離れた部屋や2階など)に避難しましょう。
土砂災害が発生するときには、何らかの前兆現象が現われることがあります。
下に挙げたものは主な前兆現象です。こうした前兆現象に気づいたら、周囲の人にも知らせ、いち早く安全な場所に避難することが大事です。