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みんなで取り組もう「可燃ごみの削減」

更新日:2020年11月25日

可燃ごみ削減

ちりも積もれば山となる。
小さなごみも、一つひとつが集まれば大きなごみとなります。
同じように、一人ひとりの発想の転換行動の積み重ねは、大きな成果を導きます

このページを読んでいただいて、「私にも何かできそうな気がする」と思っていただけたらと思います。

《ごみ処理の現状》

二宮町では、中・長期の計画的なごみ処理等の推進を図る目的で「二宮町一般廃棄物処理基本計画」を策定し、今後の人口減、あるいは減量化・資源化策の推進などを勘案して、将来のごみの排出量などを推計しています。

令和2年度における二宮町のごみ総排出量については8,118t(トン)と推計し、その内訳は、可燃ごみが約6割(5,042t)、資源ごみが約3割その他のごみが約1割となっています。
皆さんのご家庭から排出されるごみ量(重さ)の内訳も、このような割合なのではないでしょうか。

さて、下のグラフは、平成29年度以降の二宮町の「全ごみ(左)」「可燃ごみ(右)」の処理量の推移を表したものです。

ごみ処理量の推移
年々、人口減や皆さんによるごみ減量の取り組みなどによって、ごみの処理量は減っているものの、毎年、計画量を実績量が上回っている状況です。
令和元年度の実績量を1人1日当たりの排出量として換算すると、「あと18g」で達成と、残りわずかでした

《数字を読みとく》

令和2年度、二宮町全体で「年間に8,118tのごみが発生、排出される」と聞いても、なかなかピンとこないと思います。
8,118tという数値自体が、日常生活からかけ離れた大きな数値なのでイメージしづらく、役場のごみ処理担当者であっても、8,118tという重量・体積を想像することはとても困難です。

そこで、もう少し身近な数値となるよう、令和2年度のごみの排出量(推計値)を試算してみましょう。

(1)ごみ(全種類)の1人1日あたりの排出量は?
試算 8,118,000kg÷27,443人÷365日=約0.8kg/人・日(約810g/人・日)
(注釈)27,443人は、計画策定時に用いたR2年10月1日の推計人口です。
答え 1人1日あたり約0.8kgのいろいろなごみを排出しています。
解釈 この数値は、赤ちゃんからご高齢の方までを含む全町民の平均値です。
世帯構成によってもごみ発生量に多少の違いがあることも考えられ、また、ごみの減量化等を積極的に行っている人、あるいはそうでない人といった「全ての人の平均値」となります。もし「私はそんなに出していない」と思う方は、逆に、たくさん出してしまっている方もいるということです。
また、年間の一日平均のため、日頃の排出量は少ないものの、時には重量のある粗大ごみや金属ごみなどを排出することもあることから、あくまでも「1人1日あたりの平均値」であり、また、事業所から排出される産業廃棄物には該当しない事業系一般廃棄物(売れ残った食品ごみや汚れた紙くずなど)も、この中には含まれています。
(2)排出割合トップ(約6割)である「可燃ごみ」の1人1日あたりの排出量は?
試算 5,042,000kg÷27,443人÷365日=約0.5kg/人・日(約503g/人・日)
答え 1人1日あたり約0.5kgの可燃ごみを排出しています。
解釈 (1)と同様の解釈になりますが、可燃ごみは「おおむね毎日出る」と考えられるので、1日の平均値としては、(1)より実態に近い値と考えられます。

全ごみは「0.8kg=800g」、可燃ごみは「0.5kg=500g」と、身近に感じられる数値になりましたが、私たちの身の周りでは、どんな物がこの重さに該当するでしょうか。
例えば、500gというと、500ml(ミリリットル)の中身入りペットボトル1本分相当量です。

では、ペットボトル一本分程度の重さの「可燃ごみ」に着目してみましょう。

そもそも、令和2年度の可燃ごみ(5,042t)の推計については、どのような経緯で集まるものなのでしょうか。

可燃ごみの内訳
項目 5,042t 可燃ごみ全量の推計値
一般の収集分 4,443t 「一般家庭」と「事業所(黄色のごみ袋)」からごみ置場に排出される可燃ごみで、二宮町が収集している量です。
多量排出事業者分 560t 大型店舗や事業所など、多量に排出する事業者は自社の負担でごみを運搬しているため、この数値は町が収集している量ではなく、搬入量という捉え方です。
直接搬入分 39t 環境衛生センター桜美園には、粗大ごみなどの様々なごみを直接搬入することができるようになっており、そのうちの可燃ごみの搬入量ということになります。

上表のことから、町民の皆さんがごみ置場に排出している一般収集分の可燃ごみの平均値を試算してみます。

試算 4,443,000kg÷27,443人÷365日=約0.44kg/人・日(約443g/人・日)
答え 500mlのペットボトルで中身が入った状態の重さが約500g。
その中身を2口ほど飲んだ状態の重さに相当します。
解釈 生活環境課職員3人で1口あたりの量を計測したところ、平均は1口約30ml(g)となりました。

町民1人1日あたりの可燃ごみ排出量の平均値は443gとわかりましたが、これ以降は、わかりやすく「約500g」として取り扱うこととします。

1人1日で500mlの中身入りペットボトル1本分の可燃ごみということは、仮に4人世帯であれば1日に4本分相当になるため、2l(リットル)の中身入りペットボトル1本分の量が発生していることになります。
二宮町では、地区別で毎週2回「月・木」、「火・金」、「水・土」という区分けによって、可燃ごみを収集していますが、「月・火・水」の収集量は「木・金・土」と比べて収集量が多くなります。これは簡単なことで、皆さんのご家庭でも同じことだと思います。

収集日によって収集量が違うの?

このことから、ごみ置場に持っていくごみ袋の重さを世帯人数で試算してみましょう。

世帯人数 収集日【月・火・水】 収集日【木・金・土】
1人世帯  500g×4日=2.0kg  500g×3日=1.5kg
2人世帯 1,000g×4日=4.0kg 1,000g×3日=3.0kg
3人世帯 1,500g×4日=6.0kg 1,500g×3日=4.5kg
4人世帯 2,000g×4日=8.0kg 2,000g×3日=6.0kg
5人世帯 2,500g×4日=10.0kg 2,500g×3日=7.5kg
〇人世帯 一人増える毎に2.0kg増 一人増える毎に1.5kg増

皆さんのご家庭は、上表の平均値と比較していかがでしょうか。
ぜひ、お時間がある時に、ごみを持った状態で体重計に乗ってみて、ご家庭の排出量が平均値と比較してどういう状況にあるのか、知ってみてください。

体重計に乗ってみた

そのごみは、何に影響しているのか・・

皆さんは、ごみが増えることを良いと思いますか、減ることが良いと思いますか。
ごみ量の増減がどのようなことに影響を与えているかについて知ると、できるだけ減らさないといけないと思うはずです。

ごみの増減が影響していることって?【例】
処理・処分などの経費面 ごみの量に応じて処理費用や維持管理費などにも影響し、その費用は皆さんの税金などで賄われています。ごみの処理費等が高騰すれば、その分、他の経費(福祉や教育など)を圧迫してしまうことにつながってしまいます
地球温暖化の要因となるCO2の排出面 ごみの量に応じて、収集運搬する時の排気ガスや焼却処理する時のCO2の発生量に影響します。地球温暖化を防止するために、あらゆるCO2発生源に着目し、できるだけCO2を発生させない取り組みが必要とされています。
処理施設の周辺住民への負担面 二宮町のごみの約8割は、平塚市・大磯町・二宮町という広域の枠組みの中で処理されています。そのため、例えば、量が増えれば車両の往来回数も増えるなど、処理する施設周辺住民の方への負担も増えてしまいます
ご家庭における指定ごみ袋の購入費用面

ごみの体積の話になりますが、使用する指定ごみ袋が小さくなれば、1枚あたりの購入単価が安い金額の指定ごみ袋を使用できます
【現状の指定ごみ袋販売額】
10L:20枚181円→1枚9.05円
20L:20枚239円→1枚11.95円
30L:20枚313円→1枚15.65円
45L:20枚434円→1枚21.7円

資源売払い収入の費用面 例えば、可燃ごみに入れてしまいがちな「」。
それを抜き出し、古紙類として分別・排出すると売払うことができるため、貴重な収入を得ることができます
それとともに、焼却処理費用を抑制することができます

ごみが減ることは、良いこと尽くしですね!

「可燃ごみ削減」のために求められる行動とは・・

ごみの効果的な減量化策に「3R(スリーアール)」があります。
3Rは、Reduce(発生抑制)、Reuse(再利用)、Recycle(再生利用)の頭文字をとったもので、ごみ減量化の合言葉です。

3R

多くの皆さんが、この取り組みをコツコツと積み重ねていくことは、ごみ減量の大きな成果を導きだします。

ごみを効果的・効率的に減量化していくために、皆さんはどのようなことを実践していきますか。家族構成などもそれぞれ違うことから、ご家庭に応じて、さまざまな取り組みが考えられるのではないでしょうか。

考える際には、次のことに重点をおいてみましょう。

テーマ「もったいない」です。

  (1)可燃ごみの重さの約50%は水分です。
 収集しているごみ、焼却しているごみの約50%が「水分」です。
 なぜなら、可燃ごみには、生ごみが含まれているからです。
 水を運び、水を燃やしていることを「もったいない」と思いませんか。

脱水分

  1. 計画的な買い物をしていますか?
  2. 無駄のない調理をしていますか?
  3. 食べ残しをしないようにしていますか?
  4. 調理時、片付け時に食材・食べ残しのものを濡らさないようにしていますか?
  5. ごみとして出す時に、ギュッとひとしぼりをしていますか?                     など

どんな水切りをしますか

(2)可燃ごみを乾かしてみてると、「紙」と「生ごみ」が全体に占める割合は、それぞれ約35%です

  1. 汚れていない「紙」は「お金」になります!
    可燃ごみに入れず、きちんと分別していますか?
  2. 縛る、紙袋、ビニール袋、出し方の工夫をしていますか?
  3. たばこの空き箱など、ごみ箱に入れがちな紙を分別していますか?

紙はお金になる

  (3)毎日、1人茶碗一杯分(132g)の「食品ロス」を発生させています。(H29年国推計)

  1. すぐ食べるものは、陳列棚の前の方から購入していますか?
  2. 購入する量は、適量ですか?
  3. 「賞味期限」と「消費期限」、正しく理解していますか?
  4. 調理は適量ですか?
  5. 食べ残しはしていませんか?
  6. 余った食材などは、上手に保存していますか?

なくそう食品ロス

SDGs「つくる責任 つかう責任」

SDGsは自分ごと

2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す世界共通の目標「SDGs」をご存じですか。
17のゴール169のターゲットから構成され、地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。
SDGsは発展途上国のみならず、先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり、日本としても積極的に取り組んでいます。

17のゴールの一つには「12 つくる責任 つかう責任」が設定され、その中のターゲットには、「ごみ」に関することが位置付けられています。

  • 2030年までに小売・消費レベルにおける世界全体の1人あたりの食料の廃棄を半減させ、収穫後損失などの生産・サプライチェーンにおける食品ロスを減少させる。
  • 2030年までに、廃棄物の発生防止、削減、再生利用及び再利用により、廃棄物の発生を大幅に削減する

自分ごと、そして当たり前のこと

世界規模、あるいは日本国内、広域ごみ処理(平塚市・大磯町・二宮町)の中でも積極的に取り組んでいるごみの減量化や資源化

生活が豊かになっていく一方、その豊かさがごみを生み、さまざまな問題を引き起こすようになっています。

令和の時代に移り変わり、令和2年には、世界規模で新型コロナウイルスという新たな問題に直面し、新しい生活様式を取り入れていくことが求められています。
ごみの減量化などは、新型コロナウイルスの発生よりもずっと前から求められている生活様式の一つです。

私たちは、生活する中で必ずごみを発生させ、排出者としての責任を兼ね備えています。
できるだけごみを生まない行動を心掛け、また、ごみとなってしまうものを適正に分別して排出するなど、皆さん一人ひとりの行動が、未来をつくっていきます。

皆さんは未来をつくるために、何から取り組んでいきますか?
少しずつ「できそうなこと」から実践して、積み重ねていきましょう。

おさらいです。
ごみ減量の計画値と実績値は、わずかにせまっています
みんなで頑張りましょう!

未来をつくる

 

あなたの「ごみ減量化策」を募集

この町に住む皆さんが実践しているちょっとした工夫や取り組みを募集します。
その事例をさまざまな場面で皆さんと情報共有し、その中から「これだったら私もできそう」というメニューを複数選択・実践していただくことで、環境にやさしく、環境意識の高いまちづくりを推進していきたいと思います。

募集方法などの詳細は↓
賢い選択を募集

《地球温暖化防止関連(参考例あり)》    《ごみ減量化関連(参考例あり)》

生活環境課メールアドレス kankyo@town.ninomiya.kanagawa.jp

お問い合わせ先
生活環境課 環境政策班〒259-0196 神奈川県中郡二宮町二宮961
電話:0463-71-5879
ファックス:0463-73-0134

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