学校の働き方改革

二宮町教育委員会では、子どもたちが充実した学校生活を送ることができるよう、教職員が、心身ともに健康で、授業や子どもたちへの指導に取り組める環境づくりを進めています。今後とも、保護者、地域のみなさまのご理解とご協力をお願いします。

平成31年1月に国では「公立学校の教師の勤務時間の上限に関するガイドライン」を策定し、各市町村教育委員会において上限規制の取扱いを定め、適正に運用されることが求められました。

神奈川県においても、令和元年10月に「神奈川県の教員の働き方改革に関する指針」を策定し、指針を基に学校に課されている負担を軽減し、総合的な取り組みを実施していくことを掲げています。

これらを受け、二宮町教育委員会においても、全ての教員が持てる力を最大限発揮し、教員の多忙化解消・負担軽減を進めるために、国、県と並行して学校の働き方改革に向けた基本方針を策定しました。

今後は、この基本方針に基づいて学校の働き方改革のための取り組みを継続的に推進し、教員が子ども一人ひとりと向き合う時間を確保し、学校教育発展の糧となるよう計画的かつ実践的に取り組んでいくこととします。

子どもたちの学びを継続しながら、業務の効率化を図り、町では次のような取組を推進しています。

教職員が計画的に休暇を取得できるよう、夏季及び冬季休業期間中に「学校閉庁日」を設定しています。

各学校に「自動音声メッセージ機能付き電話」を導入しており、業務時間外の電話対応は、自動音声によるメッセージ対応となります。

学校の業務時間（対応時間）　

平日　午前8時30分から午後5時00分まで

二宮町立学校に係る部活動の方針に基づき適切な活動時間（休養日及び活動時間等）を設定しています。

二宮町立学校に係る部活動の方針（リンク）（別ウインドウで開く）

小中学校における教員の業務を軽減させ、児童生徒への指導などに注力できるようにするため、スクール・サポート・スタッフを5校に配置しています。

主な業務を以下のとおりです。学校の状況に応じてさまざまな業務を担当しています。

• 学習プリントや家庭への配付文書等の各種資料の印刷・配布業務
• 採点業務の補助や来客・電話対応
• 学校行事や式典等の準備補助
• データの入力・集計や各種資料の整理
• 子どもの健康観察のとりまとめや消毒作業等