町民の皆さまへ（9月2日町長メッセージ）

台風10号の影響で令和6年8月29日から30日にかけて神奈川県西部を中心に記録的な大雨となり二宮町でも29日の降り始めから30日までで384mmを記録しました。

特に、30日の早朝6時から7時の1時間で63mmの雨量を記録し、町を流れる葛川が各所で溢れ、沿線にお住まいの方々が浸水被害を受けられました。

まずは、災害対策本部長であります町長と致しまして、被災された多くの町民の方々に心よりお見舞いを申し上げます。一方でお怪我等をされた方の報告が無かったことは幸いでした。

町としましては、8月29日に災害対策本部を立ち上げ、9月1日までに合計6回の協議を重ね、避難所の対応や土のう配布、道路の復旧作業などを継続して行っています。

また、被災された方々が1日も早く日常生活に戻れますよう、災害に伴う土砂やゴミの処理、浸水被害等に伴う罹災証明の発行業務など迅速に対応を行っております。

今回の被害状況についての全容はこれからになりますが、現時点で把握している状況といたしましては、避難者が最大8世帯13名、土砂流出が大きな所で4件、浸水等の罹災証明件数は、多数問い合わせがありましたが、昨日までに19件の申請を受け付け、ごみの関係につきましては、桜美園への搬入件数は16件36回、総重量6.95tをこの土曜日、日曜日で受け入れております。

今後も、必要な対応は、迅速に行っていき、議会最終日には災害対応に関する予算提案をお願いし、緊急なものにつきましては予備費の対応も進めさせていただきます。

なお、罹災証明やごみの関係などの情報は、適宜、周知してまいりますし、被災された皆様が1日も早く日常生活に戻れますよう、全力で努めてまいります。

令和6年9月2日　　二宮町長　村田邦子