第5次二宮町総合計画

「第5次二宮町総合計画」は、町をつくっていくための総合的な指針です。

この計画は町政運営をはじめ、本町が策定する各種計画・施策等のまちづくりの指針でもあり、町民が安心して豊かに暮らせるための町民活動の指針でもあります。

平成25年度からスタートした「第5次二宮町総合計画」により、平成34年度を目標に、その実現に向け、まちづくりを着実に進めていきます。

総合計画は、町の10年後のビジョン(見通し)を定めた「基本構想」、具体的な施策展開の指針を示す「基本計画」、事業実施の指針を示す「実施計画」の3層構造によって、目指すべき町の将来像を実現していきます。

また、「基本計画」及び「実施計画」については、目まぐるしく変化する社会情勢などに柔軟かつ的確に対応できるよう前期(3か年)、中期(3か年)、後期(4か年)の3期に分け、見直しを実施していきます。

町の将来像　人と暮らし、文化を育む自然が豊かな町

多様な自然や歴史・文化が町民の身近に存在し、暖かく穏やかな「長寿の里」として、また、交通環境にも恵まれたコンパクトな町として発展してきた特徴を活かし、お年寄りの知恵と若い町民の活力により、次世代を担う子供たちをみんなで支え育て、町民一人ひとりが健康に生活を営むという思いが込められています。

• まちづくりの力
• 地域の力
• 自治体経営の力

町民の暮らしの充実と定住人口の確保を図るため、町民一人ひとりによる「まちづくりの力」、地域コミュニティによる「地域の力」、行政による「自治体経営の力」の向上に取り組み、三つの力の連携と総合力により、私たちの未来づくりに取り組みます。

• 生活の質の向上と定住人口の確保
  環境を活かした「生活の質」の向上と「定住人口」の確保を図ります。
• 環境と風景が息づくまちづくり
  身近な自然環境、歴史・文化と田舎の風景が息づくまちづくりを進め、町の活性化を図ります。
• 交通環境と防災対策の向上
  誰もが安全で安心して快適に暮らすことができるように交通環境、防災対策の向上を図ります。
• 戦略的行政運営
  コンパクトな自治体に相応しいスリムな行財政運営を進めます。

上記の「まちづくりの方向性」と連携し、町の将来的な土地利用の目標を、具体的な図にすることで町民の皆さんに解り易い二宮町の土地利用構想を示し、推進していくことで将来像の実現に取り組みます。

町では第5次二宮町総合計画を策定するにあたり、満足度調査と総合計画意向調査を実施し、計画づくりの参考としました。

• 調査期間:平成23年7月1日～7月31日
• 調査対象者:町内在住の20歳以上の方
• 調査対象数:1,000人
• 抽出方法:住民基本台帳に基づく無作為抽出
• 調査方法:郵送による配布および回収
• 回収数:377件(37.7%)

• 第5次二宮町総合計画後期基本計画の策定
• 第5次二宮町総合計画中期基本計画策定までの経緯
• 二宮町人口ビジョンと二宮町総合戦略