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あしあと

    ガラスのうさぎ

    • [更新日:2023年5月25日]
    • ID:868

    「ガラスのうさぎ」の由来

    太平洋戦争終結直前の昭和20年8月5日、ここJR二宮駅(当時国鉄)周辺には艦載機P51の機銃掃射を受け、幾人かの尊い生命がその犠牲となりました。
    この時、目の前で父を失った12歳の少女が、その悲しみを乗り越え、けなげに生き抜く姿を描いた戦争体験記「ガラスのうさぎ」(高木敏子さん著)は国民の心に深い感動を呼び起こし、戦争の悲惨さを強く印象づけました。
    この像は、私たち二宮町民が平和の尊さを後世に伝えるために、また少女を優しく励ました人たちの友情をたたえるために、多くの方々のご協力をいただき建てたものです。

    少女が胸に抱えているのは、父の形見となったガラスのうさぎです。

    「ガラスのうさぎ」像記念碑文より

    ガラスのうさぎ像

    二度と戦争があってはならないと、永遠の平和を願う人々の浄財によって昭和56年(1981年)、二宮駅南口に、この像は建てられました。

    ガラスのうさぎ像平和と友情のつどい

    「ガラスのうさぎ」像は、町の平和と友情のシンボルであり、平和への関心を高め、二度と戦争を繰り返してはならないという願いが込められています。この思いを後世に伝えることを願い、平和と友情のつどいを毎年8月5日に開催しています。

    令和4年度開催の様子

    (注釈)令和4年度は、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、式典や合唱などは実施せずに、生涯学習センターラディアンにて、「ガラスのうさぎ」像に係る動画とアニメーション映画の放映や小学生による感想文の展示を行いました。

    ガラスのうさぎ像に係る動画

    「ガラスのうさぎ」像に係る動画放映(モール)

    (注釈)つどい当日に会場で放映された動画です。

    アニメーション映画「ガラスのうさぎ」を鑑賞した町内小学生による感想文の展示

    アニメーション映画「ガラスのうさぎ」を鑑賞した町内小学生による感想文の展示(モール)

    アニメーション映画「ガラスのうさぎ」鑑賞会

    アニメーション映画「ガラスのうさぎ」鑑賞会(ミーティングルーム2)

    戦争と平和に関する展示

    戦争と平和に関する展示(展示ギャラリー)

    ガラスのうさぎ像に触れてみよう!

    建立された当時の輝きを取り戻すために、東海大学の学生の皆さんや町民の皆さんにご協力をいただき、「ガラスのうさぎ」像のメンテナンス作業をしました。

    「ガラスのうさぎ像」のメンテナンス作業

    ガラスのうさぎ像を千羽鶴で飾りましょう

    平和への願いを込めて、毎年8月1日から8月15日まで「ガラスのうさぎ」像に千羽鶴を飾っています。

    (注釈)千羽鶴は、毎年7月頃に持ち込みの受付をしています。

    ガラスのうさぎ

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    二宮町総務部総務課庶務人事班

    住所: 〒259-0196
    神奈川県中郡二宮町二宮961

    電話: 0463-71-3315

    ファクス: 0463-73-0134

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