こどもの権利
- [更新日:2025年10月24日]
- ID:3163
こどもの権利とは
こどもも大人と同じように、ひとりの人間として、生まれながらにさまざま権利・人権を持っています。そこで、こどもの基本的人権を国際的に保障するために1989年に国連で「こどもの権利条約」が定められ、日本は1994年にこの条約を結んでいます。
こどもの権利条約では以下の基本的な4つの考え方が示されており、この内容は「こども基本法」にも取り入れられています。
こどもの権利条約の基本的な4つの考え
差別のないこと
すべてのこどもは、こども自身や親の人種や国籍、性、意見、障がい、経済状況などどんな理由でも差別されません。
こどもにとって最もよいこと
こどもに関することが決められ、行われる時は、「そのこどもにとって最もよいことは何か」を第一に考えます。
命を守られ成長できること
すべてのこどもの命が守られ、もって生まれた能力を十分に伸ばして成長できるよう、医療、教育、生活への支援などを受けることが保障されます。
意見を表明し参加できること
こどもは自分に関係のある事柄について自由に意見を表すことができ、大人はその意見をこどもの発達に応じて十分に考慮します。
「二宮町のこどもの権利条例」策定に向けた町の取り組み
町は現在、こどもの持つさまざまな権利を尊重する「二宮町のこどもの権利条例」の策定を計画しています。
この条例で、こどもたちにも大切な権利があるということを定め、みんなが自分らしく生き生きと活動し、意見が尊重される街づくりを目指します。
こども会議の開催について
条例策定に向けて、こどもの権利条約やこども基本法、二宮町こども計画などの考えに基づき、こども・若者の皆さんが集まって、こどもの権利をはじめとするいろいろなことを話し合い、意見を出していくため、「こども会議」を開催します。
こども意見ファシリテーター養成講座について
町は、こども・若者が自らに関わることについて意見を形成し、成長段階に応じた意見表明や社会参画ができる環境づくりを進めています。その一環として、こども・若者が安心して意見を表明できるようサポートする人材「ファシリテーター」を養成するため、「こども意見ファシリテーター養成講座」を開催します。この講座でこども・若者との日々の関わりの中で活かせる話の仕方や聴き方が学べます。
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お問い合わせ
二宮町こども・健康部こども支援課こども支援班
住所: 〒259-0196
神奈川県中郡二宮町二宮961
電話: 0463-71-5862
ファクス: 0463-73-0134
