しほみ盆踊り唄
- [更新日:2025年9月18日]
- ID:48
しほみの盆踊りは明治時代の終わり頃、二宮町二宮の三町(上町、中町、下町)を袖の長い着物を着た女の子たちが十数人ずつで踊りながら歩いた行事です。
提灯の色の違っている新盆の家の前に来ると立ち止まってこの盆踊り唄を唄いました。
この行事は昭和17・8年頃まで続いていたようです。もともと伝えられていた地では覚えている人がいなくなってしまい、下町から中里へ嫁いだ方が中里で広めました。
踊りは、二宮町レクリエーション協会会員が昭和50年頃に振り付けをしました。
その後、中里地区の人々が中心になって、昭和51年に「しほみ盆踊り唄保存会」を結成し、唄を二宮町民俗芸能のつどいなどで披露してきましたが、保存会が平成27年に解散したため、現在では歌われていません。

しほみの踊り子に仕着せをしましょ
ちりめん 五十反(ごじったん) 紺屋(こうや)にやって
なんに染めよと踊り子に聞けば
両方のお袖に牡丹(ぼたん)をつけて
裾(すそ)には鯉の滝登り 滝登り
鯉の滝登りは何と言ってのぼる
踊り子 可愛いって言ってのぼる 言ってのぼる
お盆とても今日明日ばかり
あさってはおゆみの千代れ草 千代れ草
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