救命の連鎖
- [更新日:2023年2月23日]
- ID:1489
傷病者の命を救い、社会復帰に導くために必要となる一連の行いを「救命の連鎖」といいます。
「救命の連鎖」は
- 「心停止の予防」
- 「心停止の早期認識と通報」
- 「一次救命処置」
- 「二次救命処置と心拍再開後の集中治療」
から成り立っていて、この四つの輪が途切れることなく素早くつながることで救命効果が高まります。
救命の連鎖のイメージ図
心停止の予防
子供の突然死の原因には、けが、溺水、窒息などが多く見られますが、危険な場所には近づけさせない、チャイルドシートの着用などの予防策により、リスクを軽減することができます。
成人の突然死の原因としては急性心筋梗塞や脳卒中が多く見られます。生活習慣の改善で発症のリスクを下げることや、発症の初期症状を見逃さずに迅速に救急車を要請することが心停止の予防につながります。
心停止の早期認識と通報
心停止を素早く認識するためには、意識のない人を見たら直ちに心停止を疑うことが大切です。
素早い認識が素早い119番通報へとつながり、また継続して119番の回線で必要な処置の指示を受けることができます。
一次救命処置
「一次救命処置」とは止まってしまった心臓の働きと呼吸の機能を胸骨圧迫と人工呼吸により補う「心肺蘇生法」と「AED」の使用から成り立ちます。
二次救命処置と心拍再開後の集中治療
「二次救命処置」は救急救命士や医師が、薬や器具を使用して心臓の動きを取り戻すことを目指します。
心臓の動きを取り戻すことに成功したら、専門家による集中治療により社会復帰を目指します。
お問い合わせ
二宮町消防本部消防課警防班
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