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あしあと

    消費生活相談の概要

    • [更新日:2025年3月31日]
    • ID:2619

    令和5年度の消費生活相談の特徴

     令和5年度に神奈川県内の消費生活相談窓口で受け付けた消費生活相談総件数は、63,859件(前年度比99.6%(284件減))でした。

    相談品目TOP3

    第1位 化粧品 3,638件(前年度比 69.4%)

    例)「通販サイトで、1回限りのつもりで購入した化粧品が、実際は複数回購入が必要な定期購入だった」といった相談

    第2位 工事・建築 3,013件(前年度比 119.3%)

    例)「屋根や床下の無料点検に訪れた事業者に、必要のない工事を強引に契約させられた」といった相談

    第3位 不動産貸借 2,758件(前年度比 104.1%)

    例)「退去時に高額な原状回復費用を請求された」といった相談

    屋根や給湯器等の点検商法に関する苦情相談が過去最多!

    「点検」と称して電話や訪問をし、「工事しないと危険」などと不安をあおって契約させる「点検商法」に関する苦情相談件数は2,471件で、前年度(1,348件)と比べ、約1.8倍と過去最多の件数となっており、50歳代以上からの相談が多く寄せられていいます。特に屋根の工事、給湯器の交換に関する相談が増加しています。

    「点検商法」相談事例

    (1)屋根工事

    「近所で工事をしている」という事業者が挨拶にきた。「屋根がはがれているのが見えたので無料で点検する」というのでお願いしたところ、「このままだと瓦が飛んで近所に迷惑がかかる」と言われたため、不安になり修理の契約をしたが、うそだった。

    (2)給湯器

    「給湯器の点検で、マンション全体をまわっている」と訪問してきた事業者に給湯器の交換を勧められた。管理会社が委託している業者と思い、給湯器の交換工事をしたが、後日管理会社に確認すると全く関係のない事業者だったことがわかった。

    トラブル未然防止のポイント!

    〇工事や交換を勧められても、必ず複数社からの見積りを取りましょう。

    〇その場ですぐに契約せず、家族や近所の人に相談するなど慎重に判断しましょう。

    〇建築時や設置時に契約している事業者、管理会社など、信頼できる事業者へ確認しましょう。

    〇断っても事業者が訪問してきた場合は、玄関を開けず、インターホン越しで点検を断りましょう。

    〇断っても事業者が帰らない場合は、最寄りの警察署または、110番に通報しましょう。

    最新情報もご確認ください

    困ったときは

    消費生活トラブルで困ったときは、平塚市消費生活センターへご相談ください。

    平塚市消費生活センター(0463-21-7530)(別ウインドウで開く)

    消費者ホットライン(局番なし #188(いやや))(別ウインドウで開く)

    (注釈)契約してしまっても条件が揃えば、クーリングオフ等ができる可能性があります。不安に思ったら、ご相談ください。

    関連情報

    過去の消費生活相談概要