雨水出水浸水想定区域について
- [更新日:2025年5月30日]
- ID:2894

雨水出水浸水想定区域の指定及び公表について

雨水出水浸水想定区域とは
雨水出水浸水想定区域とは、想定し得る最大規模の降雨(1時間当たり153mmの降雨)により公共下水道などの排水施設で雨水が排除できなくなった場合に、浸水が想定される区域のことです。
この区域の指定は、内水浸水発生時の円滑かつ迅速な避難を確保し、または浸水を防止することにより被害の軽減を図ることを目的としています。

雨水出水浸水想定区域図作成の目的について
近年の気候変動により、これまでにない規模の大雨が発生するケースが増えています。町では、こうした事態にも備えるため、1,000年に1度程度の確率で発生するとされる最大規模の雨を想定して事前に被害の可能性を見える化しました。
この図を見ることで、
・自宅や通学路、職場の周辺がどのくらい危険なのか
・避難のタイミングを早めに考える必要があるかなど
自分自身や家族の防災行動を考えるきっかけになります。

雨水出水浸水想定区域図の見方と注意点
・色がついているところは、浸水が予想される場所です。色の違いで水の深さがわかります。
・色がない場所は、今回の想定では浸水しないとされた区域です。
ただし、雨の降り方や地形によっては想定外の場所で浸水する可能性もあります。
また、この図は「内水氾濫(下水や側溝のあふれ)」に対する想定であり、川があふれる「外水氾濫」や土砂災害などは含まれていません。

雨水出水浸水想定区域の指定年月日
令和7年5月30日
添付ファイル
雨水出水浸水想定区域図(国マニュアル色彩) (PDF形式、9.88MB)
・ISO等の基準や色覚障がいのある人を考慮し、配色しています。
雨水出水浸水想定区域図(町独自色彩)(PDF形式、14.09MB)
・町独自の色彩で配色し、色の違いを明確に表現しています。

よくある質問

質問 区域に指定されるとどうなるのか
雨水出水浸水想定区域に指定されると、市町村は内水ハザードマップを作成し配布するなどの措置を講ずる必要があります。二宮町では今後、想定し得る最大規模での内水ハザードマップを作成し配布する予定です。

質問 雨水出水浸水想定区域図と内水ハザードマップの違いは
今回作成した雨水出水浸水想定区域図(1時間最大153mm)を基に避難所や避難時に関する情報、マップの概要や災害時の留意点などを記載したものが内水ハザードマップです。

質問 時間153ミリメートルの雨はどのくらいの雨か
近年、二宮町で降った雨の最大降雨量は1時間で88ミリメートルでした。153ミリメートルはその約2倍の量で、イメージとしては視界が悪く、恐怖を感じる程の猛烈な雨です。

質問 河川の氾濫による浸水は考慮しているか
内水(下水道施設や既存側溝等では処理できずに溢れた水)を対象とした浸水図となりますので、外水である河川の氾濫による浸水は二宮町ハザードマップ(洪水浸水想定区域図)(別ウインドウで開く)において示しています。
お問い合わせ
二宮町都市部下水道課工務班
住所: 〒259-0196
神奈川県中郡二宮町二宮961
電話: 0463-75-9116
ファクス: 0463-73-0134