10月 百万遍念仏の大数珠
- [更新日:2026年10月8日]
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二宮町二宮にある知足寺は、鎌倉時代、父親の仇討ちで有名になった曽我兄弟の姉の花月尼ゆかりの寺であり、10月の「お十夜」と呼ばれる法要で、百万遍念仏の大数珠を回しながら念仏を唱える寺としても広く知られています。
百万遍念仏とは、元々は1人で百万回念仏を唱えるという行(ぎょう)ですが、知足寺で行われるものは、大勢で大数珠を回しながら、声をそろえて「南無阿弥陀仏」と唱えれば、百万回念仏を唱えたことと同じになるというものです。
この数珠繰りがいつごろから行われていたかは定かではありませんが、現存する知足寺の大数珠は安政4(1857)年に作られたもので、長さは約28mもあり、50人以上の人がいないと回せません。
数珠には二宮町域だけでなく、平塚や厚木、小田原や箱根など広範囲に及ぶ地域と寄進者の名前、供養する人の戒名や「家内安全」などの願いが彫られており、江戸時代の人々の思いや地域の交流が見てとれます。
知足寺
安政4年の年号が彫られた百万遍念仏の大数珠

2024年の数珠繰りの様子
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