第3回「にのトーク」-町の未来を考えよう!-を開催しました!
- [更新日:2023年2月27日]
- ID:514
2019年度から始まる「第5次二宮町総合計画後期基本計画」をつくるにあたり、二宮町に「住んでよかった」「住み続けたい」と思えるようなまちづくりのため、意見やアイデアを町民目線で自由に意見交換していただく「にのトーク」を開催しました。

開催概要
- 日時:平成30年3月18日(日曜日)14時から16時
- ところ:ラディアン ミーティングルーム2
- 参加人数:8名

実施結果
これまで取り上げてきた4つのテーマについて、改めて2つのグループに分かれて意見交換を行ったところ、次のような意見が出されました。

グループA

テーマ:1.生活の質の向上と定住人口の確保
(子育て、教育、健康、移住定住、地域等について)
まちづくりで大切だと思う取り組み
【移住・定住】
- SNS大賞の創設(1位百万円)
- バスの増便により、利便性を向上させて定住促進を図る
(注)人を増やすための先行投資
- 定住者が増えるよう魅力を発信する
- 定住人口の拡大
- 人口が減っているので、他の地域から引っ越しして来てもらえるよう対策を
- 主要指標で県内1の獲得
- 若い人(子育て世代)が住みやすいと思う町にすること
【子育て】
- 子供を安心して産んでもらうため、子供出産金を5万円出す
- 子供手当を3万円~5万円出してほしい
【教育】
- 小学校にもっと外国人教師を増やしてください
【空き家対策】
- 空き家の活用(若い人向け賃貸)
【地域コミュニティ】
- 活気あるコミュニティづくり
【高齢者福祉】
- 通いの場の規模拡大
- 「地域包括ケア」の方針の明確化
自分たちで取り組みたいこと
【移住・定住】
- 町の魅力をSNSで発信する
【地域コミュニティ】
- コミュニティカフェの展開
- コミュニティスクール活動への積極参画
- 町内の地区割りの広域化
- 消防団など地域活動への参加
【高齢者福祉】
- シニア世代の生活支援体制の検討
【仲間づくり】
- ライフステージに応じた仲間づくり

テーマ:2.環境と風景が息づくまちづくり
(歴史文化、観光、生活スタイル、環境保全、地域経済等について)
まちづくりで大切だと思う取り組み
【観光】
- 観光マップに吾妻神社(縁結びの神様)の由来の説明を加えてのせる
- 広域的な地図で二宮のアクセスの良さをPRする
- 観光・健康散策路の整備
- 外国人向けにわかりやすい案内
- 遠くからくる人に向けて泊まれる場所を案内する
- 菜の花祭りにワクワク感が少ない
【地域経済】
- オリーブ・みかん中心の観光農業振興
- 二宮の商店街閉店が多いので、なんとかお客が来てもらえるように対策を
- 二宮小学校を廃止(統合)して駅前を開発する
- 二宮で働いている方々が楽しく働けるよう起業に対し努力する
- 栄通りの活性化・立て直しをすすめる
- 二宮に大型店が来てもらえるよう土地の整備を
- 二宮の商店で買い物する場合、スーパーみたいに特典がつくカードを発行してくれればよい
【文化・歴史】
- ラディアンのテコ入れ(一層の活用)
【環境】
- 吾妻山や葛川などの環境整備
自分たちで取り組みたいこと
【観光】
- 菜の花ウォッチングを菜の花が咲いている間は続け、観光客を呼びこむ
【文化・歴史】
- 文化イベントの展開
- 地域文化活動の展開
- 町の名所の歴史を学ぶ
【環境】
- 吾妻神社を整備し、美化を推進する

テーマ:3.交通環境と防災対策の向上
(消防救急、防災、安全安心、交通、公共施設等について)
まちづくりで大切だと思う取り組み
【防災】
- 安心してくらせるよう防災の強化、大雨・地震・土砂災害に備える動き
- 山西に住んでいるのですが、うちはがけ側に住んでいて、土砂くずれのときに心配です。対策を
- 外国で災害があり、日本に津波がくる場合、夜遅くなっても放送お願いします
- 台風・地震(津波あるときは)2~3回くり返し放送してほしい
- いざというときのため避難する場所を増やし、安全を確保する
- 二宮小学校が老朽化しているので改築を
【交通】
- タクシーの料金高いのでもう少し利用しやすい料金に
- 押切の停留所が道路沿いにあるので、歩道をつくってください
- コミュニティバスを増やし、赤字路線バスを補充する
- 自転車専用レーンを作ってほしい
- 高齢者の交通対策
- 高齢者の通院支援体制の整備
- バスの中に手すりをもっと増やして、転倒しやすい人にいいと思う学校の統廃合によって浮いた経費でにのバスを大幅に増便する(子供達の送迎にも利用する)
- 「にのタク」で利用者はいるのか、利用者がいない場合は廃止を
- JR・バス会社さんが二宮に安心して来てもらえるよう積極的に取り組む
自分たちで取り組みたいこと
【防犯】
- 最近、子供の連れ去りが多いので、見守りを増やす

テーマ:4.戦略的行政運営
(職員能力向上、行財政改革、広域連携等について)
まちづくりで大切だと思う取り組み
【職員能力向上】
- 町の情報を町民にとどける
- 町役場の業務をわかりやすく発信
【行財政改革】
- 町役場組織のコンパクト化
- 役場の効率化と縮小
- アルバイトを多数採用し、人員を増やし、職員数の効率化を図る
(注)作業的な業務は全てアルバイトで行う
- 有償ボランティアの戦略的育成
- 人事評価の基準が不明確で、職員のモチベーションが低下している→改革を
【財政】
- 借金を増やさず、安定した財政運営
- 町財政の健全化
- 県、国は補助金をしっかり出すように
自分たちで取り組みたいこと
【財政】
- 町が赤字財政にならないよう町民に協力してもらう、町民の方々に節約できることはしてもらう

グループB

テーマ:1.生活の質の向上と定住人口の確保
(子育て、教育、健康、移住定住、地域等について)
まちづくりで大切だと思う取り組み
【空き家活用】
- 空き家バンクのPR
- 空き家、空き地バンクを利用した(する)人への補助(登記の補助等)
- 空き地を家庭菜園で利用できるようにする
- 都市の企業が空き地や空き家を活用してサテライトオフィスを開設する
- 住民のこれからのライフスタイルを尊重した施策
- テレワーク(スモールオフィス、ホームオフィス)対策
- 町内で働ける場所がある
【自治会の活性化】
- PTA活動の負担軽減
- 町が自治会活動にアドバイスをする
- 他の自治会の取組事例を紹介(共有)する
- 若い人を自治会活動に巻き込む
【総合】
(まちづくりの方向性1~4に共通)
- PR活動の成果が見えない
- まちづくりに関して一貫した方向性と相互の関連性をつけていくことが大切では?
- 二宮町の魅力の共有化(自然/社会)
- 住民の意向や財政が制約条件となるので、プランとの整合をとっていく
自分たちで取り組みたいこと
【空き家活用】
- 町への情報提供をできるように
【自治会の活性化】
- 地域の人たちが学校運営を支援する
- 自治会活動にさらに積極的に参加する

テーマ:2.環境と風景が息づくまちづくり
(歴史文化、観光、生活スタイル、環境保全、地域経済等について)
まちづくりで大切だと思う取り組み
【町の魅力】
- 吾妻山のPR
- 富士山のビューポイントとしての吾妻山のPR
- 外国人観光客の誘致
- 外国人ウケするお土産
「ここでしか買えない」「ここでしか食べられない」 - 外国人が好きそうなインスタ映えする奇跡の一枚(写真)
- SNSでたくさん発信した人を表彰する
自分たちで取り組みたいこと
【町の魅力】
- SNSで町の魅力を発信

テーマ:3.交通環境と防災対策の向上
(消防救急、防災、安全安心、交通、公共施設等について)
まちづくりで大切だと思う取り組み
【道路】
- 国1、秦野二宮線との交差点のレーン(左折、右折)を増やす
- 迂回路の情報提供
【公共交通】
- 座って通勤できる
- 土曜日、日曜日は電車の座席が空いていないこともある
- 小田急線との連絡を強化する
- 小田急線の駅と結ぶノンストップ直行便のバス
自分たちで取り組みたいこと
【道路】
- 混雑する時間帯は迂回路を通る

テーマ:4.戦略的行政運営
(職員能力向上、行財政改革、広域連携等について)
まちづくりで大切だと思う取り組み
【情報の開示】
- 町として「まちづくり」に取り組んでいることへの反応を開示する
- あらゆる情報を具体性をもって提供する
【まちづくりへの参加】
- インターネットのアンケート機能を利用して、町民の声を吸い上げる
- ネットで回答できる町民モニター制度
自分たちで取り組みたいこと
【まちづくりへの参加】
- インターネットでアンケートの依頼があったら回答する

補足
「にのトーク」で出たご意見等に対し、疑問や提案・ご感想等がございましたら、企画政策課にご連絡ください。第4回の「にのトーク」で、ご参加の皆さまと共有させていただきます。

次回のご案内
- 日時:平成30年4月22日(日曜日)14時から16時
- ところ:ラディアン ミーティングルーム2
- テーマ:これまでの「にのトーク」で議論されてきた内容を計画として形にします!
ざっくばらんに町の好きなことや困っているところをおしゃべりしています。参加にあたり、事前の準備は必要ありません。いよいよ最終回、お気軽にご参加ください!

町の考え方を公表しています!
平成30年3月13日(火曜日)から18日(日曜日)まで、ラディアン展示ギャラリーで実施していた「にのトーク」の展示をご覧いただいた皆さま、ご意見をお寄せいただいた皆さま、ありがとうございました。
引き続き、町ホームページでは「町の考え方」を公表しております。ご意見等がございましたら、企画政策課までご連絡ください。

関連ページ
お問い合わせ
二宮町政策部企画政策課企画調整班
住所: 〒259-0196
神奈川県中郡二宮町二宮961
電話: 0463-71-3312
ファクス: 0463-73-0134