みんなで「COOL CHOICE（クールチョイス）」

日頃より、町政に多大なご理解とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。

さて、皆様もご存じのとおり、拡大成長の時代からおよそ半世紀が経過し、今後ますます人口減少や少子高齢化が顕著となっていく中で、まちづくりにおいては、より一層「持続可能」というキーワードを意識しながら進めていかなければなりません。

そうした中、2020年1月に本格的な運用が始まった地球温暖化対策の国際ルール「パリ協定」に基づき、温室効果ガスの大幅な排出削減の道筋を確実につけることが、重要課題となっています。
日本では、今後10年間において、温室効果ガスを2013年度比で26％削減という目標を掲げているにもかかわらず、世界に比べて再生可能エネルギーの導入がなかなか進んでおらず、石炭火力に頼る構図を変えていくことが必要です。

同じ地球上で生きている私たちやこの町のまちづくりにとっても例外ではありません。二宮町民である私たちも、世界の人々と共にさまざまな問題と向き合い、豊かな未来づくりをしていくことが求められています。

2020年、私たちは「新型コロナウイルス」をきっかけに、新しい生活様式を考えて、実行することとなりました。
今、この新しい生活様式により、世界中で青空が広がり、海・川がきれいになっています。今回のことで、化石燃料の廃止に向けた動きが、一気に加速する可能性があります。

無尽蔵な大量生産、輸送、消費によって肥大化するグローバリゼーションは、本来あるべき「人と人との自然な距離」や「安全で快適な社会空間」を奪っていました。
「ウイルスと共存する社会」においては、人類としての分別をわきまえた経済規模を維持するための新しい英知が必要とされています。
これはまさに「持続可能な開発目標（SDGs）」で求められた社会変革への道しるべでもあります。

ぜひ、この2020年を機に、ライフスタイルを見つめ直すとともに、また、行政といたしましても、こうした世界規模での取り組みについて意識しながら、町民の皆様と共にまちづくりを推進してまいりますので、より一層のご理解とご協力をお願いいたします。

(注釈)当町のまちづくりも、「SDGs」を意識しながら各施策を推進しています。

日本は、2030年に向けて、温室効果ガスの排出量を26％削減（2013年度比）していく目標を掲げています。
「COOL CHOICE」は、この目標達成のために、脱炭素社会づくりに貢献する製品への買い換えやサービスの利用、ライフスタイルの選択など、地球温暖化防止に資する、また、快適な暮らしにもつながるあらゆる「賢い選択」をしていくという国民運動です。]

二宮町では、2017年5月26日に、この取り組みに対して賛同する宣言をしました。

皆さんも、個人で地球温暖化防止のための国民運動「COOL CHOICE（クールチョイス）」に賛同しませんか？

賛同については、町役場生活環境課窓口で賛同書にご記入いただくか、環境省のホームページからでも手続きが可能です。

地球の未来のために、「COOL CHOICE（クールチョイス）」の輪を広げていきましょう！

• COOL CHOICE賛同登録｜COOL CHOICE　未来のために、いま選ぼう。（別ウインドウで開く）