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あしあと

    ゼロカーボンシティを表明

    • [更新日:2025年4月1日]
    • ID:2821

     世界共通の問題である気候変動に対し、地球温暖化の主な原因である二酸化炭素の排出量削減に町民・事業者・行政が一体となって取り組むため、3月29日(土曜日)に生涯学習センターラディアンで町の環境団体が主催するシンポジウム「千年にのみや地球会議」の中で表明しました。

    にのみやゼロカーボンシティ宣言(宣言文)

     地球温暖化を起因とする気候変動の影響は年々深刻化しており、平成30(2018)年10月に公表された「IPCC1.5℃特別報告書」では、[気温上昇を2℃よりリスクの低い1.5℃に抑えるためには、令和32(2050)年までに二酸化炭素の排出量を実質ゼロ(カーボンニュートラル)にすること]が求められています。

     国では、カーボンニュートラルの実現に向けて、地域脱炭素ロードマップを公表して地方創生の促進を図るとともに、温室効果ガスの排出削減と経済成長の両立を目指した新たな方策として、GX(グリーントランスフォーメーション)によるクリーンエネルギーへの転換を推し進めています。

     このような動向の中、二宮町では、気候変動による非常事態を町民・事業者・行政それぞれが「自分事」として捉え、より多くの方々が地球温暖化対策に取り組むことが重要となることから、「二宮町気候非常事態宣言」の発出や「にのみや気候市民会議」の開催、「二宮町地球温暖化対策実行計画(区域施策編)」の策定を行い、「千年続く循環するまちづくり」の歩みを進めて参りました。

     令和6(2024)年8月に発生した台風10号による記録的な豪雨は、気候変動の脅威がもはや遠い世界の話ではなく、私たちの暮らしのすぐそばにある現実であることを改めて示しました。

     二宮町は、誰もが安心して暮らし続けられるよう、災害に強いまちづくりを一層推進するとともに、将来世代に過度な負担を残さない持続可能な社会の構築を目指しています。

     私たちは、豊かな自然と共生する未来を築くため、町民・事業者・行政が一体となり、世代や立場を超えて協働・共創し、「ゼロカーボンシティ」の実現に取り組むことを、ここに宣言します。

    表明文

    ゼロカーボンシティの実現を目指して

     二宮町では、ゼロカーボンシティの達成を目指し、「地球温暖化対策実行計画(区域施策編)」を策定しました。

     「地球温暖化対策実行計画(区域施策編)」は、下記のリンクからご覧ください。

    https://www.town.ninomiya.kanagawa.jp/mirai_dukuri/0000002822.html

    ゼロカーボンシティとは

     排出する二酸化炭素の量を再生可能エネルギーの活用や省エネルギー化等によって、極限まで減らした上で、緑化や緑地の保全によって二酸化炭素吸収量を確保し、排出量と吸収量を相殺することで二酸化炭素の排出量を実質ゼロにした自治体を、ゼロカーボンシティといいます。

     地球温暖化対策の推進に関する法律では、都道府県及び市町村は、その区域の自然的社会的条件に応じて、温室効果ガスの排出の削減等のための総合的かつ計画的な施策を策定し、及び実施するように努めるものとするとされており、全国でゼロカーボンシティに向けた取り組みが活発化しています。