近世の地誌・文書など
- [更新日:2022年11月7日]
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大日本地誌大系20(『新編相模国風土記稿』2巻)
天保12年(1841年)、幕府によって編纂された旧相模国の地誌です。現在の二宮付近については、2巻の淘綾郡の項目に書かれています。江戸時代後期の町内寺社のようすや、当時の産業、自然等について歴史や伝聞も含め、詳細に記録されています。
規格 A5版・394ページ
編・著者 芦田伊人
発行 雄山閣
発行年月 (初版)1985年刊行 (2版)含 別巻索引編1998年刊行
新編 梅澤志
文政8年(1825年)、当時の等覚院(藤巻寺)住職であった宗保明(実応)が記した梅沢周辺の地誌です。『新編相模国風土記稿』より15年ほど古く、より詳しい記述になっており、郷土史研究には必携の書です。
規格 B5版・80ページ
編・著者 二見省三
発行 二見省三
発行年月 昭和15年9月
梅沢御本陣
かつて梅沢にあった松屋本陣には、当時休息した大名や旗本門跡などの記録が保存されています。当時の交通事情や宿の利用状況、本陣の経済的やりくりの様子や二宮の名物など多岐に渡って解説されています。松屋本陣をめぐる歴史的背景を知るのに役立つ一冊です。
規格 A5版・240ページ
編・著者 二宮歴史研究会
発行 二宮町教育委員会
発行年月 平成5年2月
昭和56年度文化財調査報告書 近世の中里村―古文書からみた二宮町旧中里村―
旧中里村にある近世文書をもとに、中里村の歴史についてまとめられた本です。近世の中里村は二人の領主に支配される相給の村でした。中里には文禄3年(1594年)の検地帳が残されており、当時の農民の暮らしを知るうえでも重要な資料です。
規格 B5版・106ページ
編・著者 二宮町歴史研究会
発行 二宮町教育委員会
発行年月 昭和57年3月
昭和50年度文化財調査報告資料 松屋史料集 その一 御休帳を中心として
二宮町山西の和田家は、松屋本陣の跡です。和田家には大名や旗本門跡たちが休息したことを記録した「御休帳」が残されています。この本では御休帳に書かれた内容から、東海道を行き来する人々の様子などがわかります。
規格 B5版・103ページ
編・著者 二宮町教育委員会
発行 二宮町教育委員会
発行年月 昭和50年3月
文化財調査報告資料 松屋史料集 その二 御休帳を中心として
二宮町山西の和田家は、松屋本陣の跡です。和田家には大名や旗本門跡たちが休息したことを記録した「御休帳」が残されています。この本では御休帳に書かれた内容から、東海道を行き来する人々の様子などがわかります。
規格 B5版・118ページ
編・著者 二宮町教育委員会
発行 二宮町教育委員会
発行年月 昭和51年3月
延享五年 朝鮮使節来聘覚書 ―相州淘綾郡山西村志澤家文書より―
延享5年(1748年)、第9代将軍家重の襲職に伴う朝鮮の慶賀使来聘に付き、出された通達とそれに対する山西村周辺の村々の対応を、当時山西村名主であった志澤市右衛門が記したものです。二宮にも明治まで残っていた「唐人踊り」は朝鮮使節を真似たものとされています。松屋に小休した朝鮮人が日本語の練習をしていたことなどが書かれており、世相を知る手掛かりとしても良い史料ではないでしょうか。古文書の写真と書き下しがありますので、原本の研究にも最適です。
規格 B5版・168ページ
編・著者 二宮歴史研究会
発行 二宮歴史研究会
発行年月 昭和7年9月
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