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あしあと

    秋の野草

    • [更新日:2022年10月28日]
    • ID:43

    クズ(マメ科)

    クズ (マメ科)

    雑木林の縁、土手休耕地などいたるところに生えている大形のつる性の多年草です。茎の基部は木質となります。葉腋に赤紫色の蝶形の花をつけ、下から咲いていきます。果実は平たく長いさやで褐色の荒い毛が生えており、さやの中には平たい種子ができます。肥大した根を利用して葛粉を作りました。秋の七草の一つです。

    • 撮影:2009年9月5日

    センニンソウ(キンポウゲ科)

    センニンソウ (キンポウゲ科)

    林縁などに生えるつる性の木質低木です。葉は3から7枚の小葉の羽状複葉で、葉腋から直径2から3センチの白色の花を円錐花序に多数つけます。そう果には長い羽毛状の白い花柱の変化したものがつきます。有毒な植物です。

    • 撮影:2009年9月5日

    ノシラン(ユリ科)

    ノシラン (ユリ科)

    海岸に近い林の中などに生える多年草です。葉は線形で80センチほどで、深緑色で厚く光沢があります。花茎は扁平で狭い翼があり、花は白く茎の上部15センチほどに多数つきます。吾妻山南面に増えています。

    • 撮影:2009年9月5日

    ツルボ(ユリ科)

    ツルボ (ユリ科)

    道端や日当たりのよい土手などで見られる多年草です。葉は長さ15から25センチの扁平な線形です。花茎は40センチ前後で淡紅紫色の花を総状に沢山つけます。別名は公家の従者が参内のおり差し掛けた長い傘をたたんだ形が似ているところからきています。

    • 別名:サンダイガサ
    • 撮影:2006年9月6日

    クルマバザクロソウ(ツルナ科)

    "クルマバザクロソウ (ツルナ科)

    熱帯アメリカ原産で江戸時代に入り込んで帰化したと言われています。葉は輪生状につき地面に広がります。7月から8月に葉腋に白く小さい花を束生につけます。二宮町ではザクロソウ属のザクロソウの方が多く見られます。

    • 撮影:2006年9月17日

    マルバルコウソウ(ヒルガオ科)

    マルバルコウソウ (ヒルガオ科)

    熱帯アメリカ原産で、江戸末期の1850年ごろに帰化したつる性の1年草です。葉は心形で柄があり、花は葉腋から長い柄に朱赤色の星形をして空き地などに繁茂しています。雄しべと雌しべは花冠の外に出ています。花は7月から9月ごろまで長く咲いています。

    • 撮影:2006年9月17日

    アメリカセンダングサ(キク科)

    アメリカセンダングサ (キク科)

    道端や空き地などに生える北アメリカ原産の1年草で、大正時代に帰化したといわれています。頭花は黄色で総苞が葉のようについているので他のセンダングサと見分けられます。そう果はくさび形で、先が2個の刺になり衣類などにつきます。

    • 別名:セイタカウコギ
    • 撮影:2009年9月21日

    イヌコウジュ(シソ科)

    イヌコウジュ (シソ科)

    野原や道端などに生えている60センチほどの1年草です。茎は4角で直立し、葉は対生で2から4センチの長楕円形、柄があり細毛があります。枝先に花穂をだして淡紫色の小型の唇形花を沢山つけます。

    • 撮影:2009年9月21日

    イヌタデ(タデ科)

    イヌタデ (タデ科)

    空き地や道端に生えている1年草で、「あかまんま」と言われて親しまれています。草丈は20から50センチ、葉は広披針形で長さ8センチ前後です。上面の縁や下面脈上に毛があります。花穂は枝先につき萼は紅色で5深裂します。

    • 撮影:2009年9月21日

    オオブタクサ(キク科)

    オオブタクサ (キク科)

    北アメリカ原産の帰化植物で、大型の1年草です。荒地や川岸などに群生します。戦後、日本に入り広がりました。茎は直立し高さ2メートル以上となり多毛です。雄花は穂状に多数つき下の方に雌花がつきます。果実は5から10ミリで基部には刺状の突起が4から8個あります。

    • 別名:クワモドキ
    • 撮影:2009年9月21日

    オトコエシ(オミナエシ科)

    オトコエシ (オミナエシ科)

    林縁などに生えている1メートルほどの多年草です。全体に多毛で、葉は卵形から羽状に切れ込み、鋸歯があります。枝分かれした先に小さく白い花を散房状に多数つけます。黄色の花をつけるオミナエシによく似ています。

    • 撮影:2009年9月21日

    キンエノコロ(イネ科)

    キンエノコロ (イネ科)

    荒地、道端に生えている1年草です。茎は50から90センチほどであまり枝分かれせず、先に長さ3から10センチの円柱状の花穂がつきます。小穂は長さ3ミリほどでつけ根に多数の黄金色の芒があります。逆光に輝くキンエノコロは美しく見えます。

    • 撮影:2009年9月21日

    ヒメジョオン(キク科)

    ヒメジョオン (キク科)

    空き地、道端などに生えている越年草で、北アメリカ原産の帰化植物です。明治時代初めに渡来しました。茎は1メートル以上になり先端に白色からやや紫色を帯びた頭花をつけます。ハルジオンによく似ていますが、花時期に根生葉がない、葉が茎を抱かない、蕾が垂れ下がらないなどの点で見分けられます。

    • 撮影:2009年9月21日

    ヒヨドリバナ(キク科)

    ヒヨドリバナ (キク科)

    林縁や土手などに生える1から2メートルの多年草です。茎には縮れた毛がありざらつきます。葉は卵状長楕円形から楕円形で縁は鋸歯、両面に短い毛があります。上部の枝先に白色の頭花を多数つけます。ヒヨドリの啼く頃に咲くことから付けられた名前と言われています。

    • 撮影:2009年9月21日

    マメアサガオ(ヒルガオ科)

    マメアサガオ (ヒルガオ科)

    北アメリカ原産の1年草です。茎はつる性で長く伸び、他にからまります。花枝は基部の葉よりも短く1から2の花をつけます。花冠は白色からやや淡紅色のロート状で、直径1.5センチと小さく、上から見ると星型をしています。

    • 撮影:2009年9月21日

    リュウノウギク(キク科)

    リュウノウギク (キク科)

    日当たりの良い土手などに生える多年草です。茎や葉には樟脳に似た匂いがあります。茎には毛が密生し、葉は長さ4から8センチの卵形から広卵形で普通3中裂し、ふちには大きな鋸歯があります。頭花は直径2.5から5センチです。舌状花は白色で寒さにあうとやや淡紅色となります。

    • 撮影:2005年9月26日

    ノゲシ(キク科)

    ノゲシ (キク科)

    畑地や道端に生えている越年草です。茎は高さ1メートルほどで太く、空洞になっていて、縦に稜があります。アザミに似ていますが刺がないので触っても痛くありません。茎や葉を折ると白い汁がでます。茎の上部が分枝して、黄色の舌状花で2センチほどの頭花をつけます。

    • 別名:ハルノノゲシ、ケシアザミ

    ヒガンバナ(ヒガンバナ科)

    ヒガンバナ (ヒガンバナ科)

    土手などに群生して生える多年草です。秋の彼岸の頃に咲くのでつけられた名前です。葉は晩秋になると出始めて長さ30から60センチ、幅6から9センチの線形になります。冬は青々と葉を茂らせ春には枯れてしまいます。50センチほどの花茎に鮮紅色の反り返る花を5から7個散形状につけます。古い時代に中国から帰化したと言われています。

    • 別名:マンジュシャゲ、ハミズハナミズ
    • 撮影:2003年10月1日

    ホソバアキノノゲシ(キク科)

    ホソバアキノノゲシ (キク科)

    日当たりの良い荒地や道端などで見られる1年草から越年草です。草丈の高さは1メートル近くになります。アキノノゲシと同じ黄色の花は9月から11月ごろまで見られます。葉に切れ込みがないのでアキノノゲシと区別が出来ます。

    • 撮影:2006年10月18日

    ナンバンハコベ(ナデシコ科)

    ナンバンハコベ (ナデシコ科)

    林縁などに生える多年草です。細い茎はつるのように伸びて2メートルほどになり、枝分かれします。葉は卵形から卵状長楕円形で、長さ2から5センチです。小枝の先に白色の花が横向きに咲きます。花の姿が珍しいので名前に「ナンバン(南蛮)」とつきましたが外来種ではないそうです。果実は液果で黒く熟します。

    • 撮影:2008年10月10日

    ホトトギス(ユリ科)

    ホトトギス (ユリ科)

    雑木林のやや湿り気のある土手などに生えている多年草です。茎は垂れ下がり30から100センチほどとなります。葉は互生で長楕円状被針形をしており、全面に軟毛があります。葉腋に2から3の花を上向きにつけます。花被片にある紅紫色の斑点が鳥のホトトギスの胸の模様に似ているところからこの名前が付けられたといわれています。

    • 撮影:2009年10月13日

    ナメラツリフネソウ(ツリフネソウ科)

    ナメラツリフネソウ (ツリフネソウ科)

    湿ったところに生える1年草です。二宮では一色方面の湿地で見られます。茎はやや赤みを帯びて節がふくらんでいます。葉は互生し、長さ5から13センチ、幅2から6センチで鋸歯があります。花序は葉腋から斜上し細い小花柄に紅紫色の花を数個つけます。花には距があります。さく果は熟すとちょとした刺激ではじけます。二宮のものは花序の茎に紅紫色の突起毛のないナメラツリフネソウです。

    • 撮影:2005年10月14日

    オケラ(キク科)

    オケラ (キク科)

    日当たりの良い林下に生えている多年草で、茎は20から60センチほどになり、木質です。葉は互生で硬く、縁に刺状の鋸歯があります。枝先に白色から淡紅色の頭状花をつけ、苞葉は魚の骨を並べたような特徴があります。根は薬用に用いられます。

    • 撮影:2009年10月19日

    スズメウリ(ウリ科)

    スズメウリ (ウリ科)

    林縁などやや湿った所に生える一年生のつる植物で、茎には巻きひげがあります。葉は柄があり互生です。花色は白く葉腋につき、花冠は5つに裂けています。果実は1センチほどの球形で、白く熟して吊り下がります。カラスウリに対して小さいのでこの名前になりました。

    • 撮影:2009年10月28日

    マヤラン(ラン科)

    マヤラン (ラン科)

    常緑広葉樹林下の腐植質に富んだところに生えています。葉は鞘状で紫褐色です。花茎は30センチ前後で紫がかった緑色をしており、花は花茎の上部に3から5個をまばらにつけます。花の色は乳白色でやや太い紫色の条斑が入っています。

    • 撮影:2005年11月5日

    ヤクシソウ(キク科)

    ヤクシソウ (キク科)

    日当たりの良い土手や道端、林縁に生える越年草です。茎は30から60センチになります。根生葉は柄が長く、茎葉は無柄で互生です。茎や葉からは乳液がでます。茎の上部が枝分かれをして枝先や葉腋に黄色の頭状花をつけます。冠毛は白色で、そう果は黒褐色です。

    • 撮影:2005年11月5日

    ヤマハッカ(シソ科)

    ヤマハッカ (シソ科)

    林縁や日当たりの良い土手などに生えている多年草です。茎は4角で稜があり、直立しています。高さは60から90センチで、茎と葉には毛があります。葉は対生し柄には翼があります。茎の上部に細長い花穂を出し、青紫色で唇形の小さい花をつけます。

    • 撮影:2005年11月5日

    ノコンギク(キク科)

    ノコンギク (キク科)

    日当たりの良い林縁などに普通に生える多年草です。地下茎を伸ばして増えます。葉の両面には短毛が生えざらついています。花茎の根生葉は花の頃には枯れてしまいます。頭花は直径約2.5センチです。中心に黄色の筒状花が集まり、まわりに一列に淡青紫色の舌状花が並びます。そう果の冠毛は剛毛状で長さ4から6ミリあります。

    • 撮影:2005年11月7日

    アオツヅラフジ(ツヅラフジ科)

    アオツヅラフジ (ツヅラフジ科)

    林縁や道端などに生える雌雄異株の木本です。茎は細く他の物に巻きついて伸び、黄褐色の短毛があります。葉は長さ1から3センチの葉柄があり互生し、広卵形から卵心形で浅く3裂します。葉腋に円錐花序を出し黄白色の小花をつけます。果実は直径7ミリほどの球形で黒く熟し、白い粉をふきます。茎や根が薬用に用いられます。

    • 別名:カミエビ
    • 撮影:2009年11月25日

    ヒヨドリジョウゴ(ナス科)

    ヒヨドリジョウゴ (ナス科)

    林縁などに生えるつる性の多年草です。茎や葉には柔らかい毛が密生しています。葉は互生し花のつく枝は葉のつく対生の位置にでて、ふたまた状に枝分かれします。白色の花冠は1センチほどで、5個の花弁は反り返ります。果実は液果で、ヒヨドリが赤い果実を好んで食べるところからこの名が付けられました。

    • 撮影:2009年11月25日

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