町道の整備状況について

町道において交通量が多い主要道路（1級、2級町道）は、経年劣化等により路面の損傷が進み、年々補修箇所が増加傾向となっています。

町では、5年に1度を基本とした点検を実施し、その点検結果を基に、路面の保全を図るため、路面の状況が悪いところから計画的に補修を行っています。

道路の補修にあたっては維持管理費用を縮減するために、老朽化してしまってから行う「事後保全の管理」ではなく、劣化の兆候がまだ現れていないか、あるいは現れ始めた時期に、予防的に修繕を行い、対策規模が大きくなることを避ける「予防保全の管理」の考え方で進めていきます。

なお、主要道路以外のその他路線につきましては、定期的な点検パトロールを実施し、随時補修を行っていきます。

令和4年度は、1級町道18号線（緑が丘二丁目メゾン・二宮付近交差点から緑が丘二丁目バス停付近交差点まで）の舗装補修を行いました。

令和5年度は、1級町道18号線（緑が丘中央公園付近交差点から緑が丘南バス停付近まで）、2級町道22号線（一色橋付近交差点から緑が丘中央公園付近交差点まで）、1級町道14号線（小田原厚木道路二宮IC付近のトンネル内）の舗装補修を行います。

道路法施行規則改正（平成26年7月）「近接目視による定期点検の義務化」等に伴い、5年に1度の頻度で道路、橋りょうの定期点検を行うこととなりました。

定期点検結果を基に、橋りょうの保全と長寿命化を図るため、計画的に補修を行っています。

道路の路面補修と同様に、橋りょうの補修方法についても、「予防保全の管理」の考え方で進めていきます。

令和4年度に、小田原厚木道路に架かる中里第二架道橋、峯山架道橋、奥松根架道橋の補修を行いました。

現在、下図町内橋りょう点検図のとおり、町管理橋りょうは60橋すべてが概ね安全な橋りょうとなっています。