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あしあと

    湘南二宮・ふるさと炭焼き会

    • [更新日:2023年3月7日]
    • ID:1244
    炭焼き窯
    炭焼き会伐倒1
    炭焼き会伐倒2
    炭焼き会餅つき
    炭焼き会集合写真

    私たちは「湘南二宮・ふるさと炭焼き会」です。

    湘南二宮の里山で自然環境を保全する活動を行っています。

    2000年に会を発足して以来、里山の再生及び環境保全を目的に、町内の雑木林や竹林の整備を行い、そこから出た間伐材を利用して、木炭、木酢液、竹炭や竹酢液などを作って、町の観光協会などで販売しています。

    このほかにも、二宮町が主催する「米作り体験事業」や「椎茸植菌教室」などの支援を行うなど、活動は多岐に渡り、2021年4月現在、20代から80代までの40名(男28名、女12名)が会員となっていて、現役世代の方から退職された方まで多様なメンバーが楽しく活動しています。

    自然豊かな環境の中で、移ろう季節を感じながら、環境づくりやモノづくりの面白さを、楽しい仲間と一緒に味わいませんか。

    「運動は苦手だけど、身体を動かしてリフレッシュしたい」など、健康志向のある方や、1日だけの体験も大歓迎です。

    また、お一人で不安という方も、ぜひ、お気軽に問い合わせください。

    子どもリポーターが「湘南二宮・ふるさと炭焼き会」さんを訪問して取材しました!!

    子どもリポーター取材の様子

    説明の様子

    事務局の石川さんが、炭焼き会が発足したきっかけや活動内容などをわかりやすく説明してくれました。初めて聞くことばかりで、子どもたちだけでなく、随行した保護者も興味津々!

    窯の見学の様子

    木炭をつくる窯を見せてもらえることに。木炭を作るためには、窯の温度が700度を超えた状態で、炭焼きに3日間、冷却に10日間も必要とのことで、とても繊細で労力のかかる作業です。

    木炭を窯から取り出す様子

    この日は、冷却された木炭を窯から取り出す作業を見せてもらいました。生の木から炭になると、重さが15%程度に減るそうです(2,000kg→300kg)。

    窯から運ばれてきた木炭の写真

    チームワーク抜群の連携作業。
    窯から運ばれてきた木炭は、シートに広げられ、使いやすい大きさにカットされます。

    木炭をカットしている様子

    みんなで手分けして使いやすい大きさに切っています。顔に炭の粉が飛んできたりして、顔が黒くなるそうです。木は、建物や紙もつくれるし、炭としても使い道があるので、すごい材料ですね。

    木炭を袋に小分けにしている様子

    カットされた木炭は、販売できるよう、2kg/袋に小分けされます。ここで作られた木炭は、スーパーで販売されているものよりも硬くて、火の持ちが良いそうです。

    袋に小分けにされた木炭の写真

    二宮町の観光協会や町民サービスプラザで、一袋(2kg)の木炭が350円で販売されています。バーベキューなどで、ぜひ、利用してみてください。

    のこぎりを使って体験する子どもの様子1

    子どもリポーターも、のこぎりを使って体験させてもらいました!!

    のこぎりを使って体験する子どもの様子2

    切るのにコツがいるけど、教えてもらうとサクサク作業が進んで、みんな楽しそう!!

    のこぎりを使って体験する子どもの様子3

    一人でできるようになりました!!
    それでも、切る作業は意外と大変だな。

    木酢液を見ている子どもの写真

    木炭以外にも竹炭や木酢液、竹酢液も作っています。
    今見ているのは木酢液で、虫よけとして使うことができるそう。こちらも、二宮町の観光協会や町民サービスプラザで販売しているんだって。

    参加者集合写真

    湘南二宮・ふるさと炭焼き会の皆さん、貴重な体験をありがとうございました‼

    子どもリポーターの感想

    • 小学5年生:一気に2tも焼くことができて驚きました。
    • 小学5年生:楽しかった。初めて見る光景にとてもわくわくしました。
    • 小学5年生:やっていることがかっこいいと思いました。自然を守りながら、人間が使えるものを作っていて、一石二鳥に感じました。
    • 小学6年生:町内で、このような活動をしている人達がいることを初めて知りました。炭焼き会の方のお話もとても面白かったです。

    「ぼくたち わたしたちの地球会議」で子どもリポーターが発表したこと

    • 中学1年生
      炭焼き会とは何か。炭焼き会はその名のとおり、炭を焼く団体なのですが、炭を焼く理由は、里山の整備です。炭の材料は、二宮町の荒れた里山を整備する時に採れる間伐材を使っています。炭を作るには、長い時間と手間がかかりますが、とても良い炭ができます。出来上がった炭は、二宮町観光協会の「にの屋」や、町民サービスプラザなどで販売しています。僕はいつもこの炭を使っていますが、皆さんもバーベキューをする時などは、ぜひ、炭焼き会の炭を使ってみてください。おいしく焼けますよ!

    炭焼き会の「炭」を使ったみた!

    利用者の声

    火の揺らぎ最高! Yさん

    「炭の色に癒される」

    炭に火が付いている写真

    家族でバーベキューをする時、いつもはホームセンターで購入した炭を使用していました。
    ある日、二宮町の町民センターに行ってみたら、「にの屋」で炭が2kg350円で販売されていたので、また近いうちに使用するだろうと思い、一袋購入。

    いざ使用すると、火の色は、いつものオレンジ色より、少し赤色に感じたのは、私だけでしょうか。いずれにしても、外で食べる食事は最高においしいですよね。

    これからは、地元産の炭を使用することで、炭にもこだわりたいと思いましたし、炭だけでなく、地元へのこだわりも持ちたいと思いました。
    何より、身近で手に入ると思うと大満足です!


    子育て奮闘中ママ Kさん

    「炭が子育て支援!?」

    おむつ入れに炭を入れている写真

    1歳の子を持つ、子育て奮闘中の母です。
    子どもが生まれる前の生活から一変し、忙しくも充実した日々を過ごしています。一つ気になることと言えば、おむつの臭い。
    可燃ごみの収集は週に2回なので、どうしても3日、4日分のおむつが家の中に溜まってしまいます。

    もちろん、中身はトイレに流しているのですが、それでも日が経過するごとに、臭いが増してしまいます。おむつは、ボックスに入れていますが、臭いが充満し、隙間から漏れ出すこともしばしば。
    そんな時、最近キャンプを始めたいと意気込む夫が「二宮町で作ってるんだって」と炭を買ってきました。「いつ使うの?」と半ば呆れていましたが、炭には消臭効果があると聞いたことがあるので、おむつ入れに炭を一つだけ投入!

    翌朝。まさかの消臭効果にびっくり!おむつ入れからは、何も臭いがしませんでした。
    私の感覚なので、個人差はあると思いますが、夏場に使用して、消臭効果は10日間ほど続きました。

    市販の消臭剤や脱臭剤を買うより、コスパが良いかも!
    少なく見積もっても、一石二鳥だと思います(笑)

    団体情報

    代表者名

    井上 進

    会員数

    40名

    設立年月日

    2000年4月

    発足のきっかけ

    2000年当時、汚染の著しかった葛川の水質浄化対策(現在は、行っていません。)と里地・里山の再生及び環境保全を目的に、炭焼き窯を建設し、二宮町の雑木林や竹林から間伐材を伐採して、木炭、木酢液、竹酢液作りが始まりました。

    活動日

    • 10月から3月 毎週日曜日、毎週水曜日
    • 4月から9月  毎週日曜日、第2・4水曜日

    (注釈)現役の方が参加できるよう、日曜日の活動日を多くしていますが、出席可能な時だけ、お気軽に参加していただければ結構です。

    活動内容

    • 荒廃した山林、竹林整備(皆伐、間伐、除伐)
    • 間伐材を利用して木炭、竹炭、木酢液や竹酢液の製造・販売
    • 水田管理(一色地区)
    • 二宮町の「米作り体験事業」や「椎茸植菌教室」のイベント支援
    • 近隣農家の支援(農地の草刈りなど)
    • 雑木林の整備(間伐、除伐)
    • 散歩道の整備、植林や花の植栽
    • 二宮町ふるさとまつりへの出店や販売

    会員募集情報

    • 里山整備、炭作りで汗を流したい方、特に退職されて時間があり、健康志向のある60歳以上の方大歓迎です。
    • 炭焼き広場でBBQなど、親睦会も多数開催しています。
    • 2021年4月現在、会員の平均年齢は、60代後半で老若男女27歳から87歳の方まで幅広い年齢層の方が活動しています。
    • 女性も多数活動しています。一人で不安という方も、お気軽に問い合わせください。

    会費

    2,000円/年

    団体ホームページ

    問い合わせ