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あしあと

    合同会社 グリーンエネルギー湘南

    • [更新日:2023年3月7日]
    • ID:1246
    代表役員の話すようす
    太陽光パネル1
    太陽光パネル2
    集合写真

    私たちは「合同会社 グリーンエネルギー湘南」です。

    湘南二宮の豊富な自然エネルギーを利用して、環境にやさしく、安全な電気エネルギーをつくり、地域内で消費する地産地消型の地域電力事業を目指しています。

    発電した電力を地産地消することで、地域外に流出する電力料金を地域内で循環することや、地域経済を活性化させる効果も狙っています。

    さらに、発電した電力の全量を売電し、売電益は発電所の建設費償還に充てますが、建設費借入金の償還後は、純利益を地域活性化のために社会サービスなどへ還元することを計画しています。

    今を生きる皆さんに、エネルギーを無駄なく使うことはもちろんですが、主なエネルギーである電気の需給について、地球にやさしい再生可能エネルギー由来の電気にシフトしていくことで、「賢い消費者」も目指してほしいと思っています。
    子どもたちの大切な未来に向けて、皆さんも地球環境の保全の取組に努めていただければと思います。

    子どもリポーターが「グリーンエネルギー湘南」さんを訪問して取材しました!!

    子どもリポーター取材の様子

    説明

    グリーンエネルギー湘南の共同代表者である水口さんが、子どもたちにもわかるように、太陽光発電の仕組みや、環境に良い話をしてくれました。

    会の話

    先進的な話に、みんな興味津々。
    太陽の光で電気がつくられるって、何か不思議だな。

    話を子ども

    真剣な眼差し。子どもたちの目に、未来の地球はどのように映ったのでしょうか。

    メモをする子ども

    話を聞きながら、一生懸命メモをとる姿に、大人たちも刺激を受けました。

    太陽光パネルの写真

    「地域支援センターそしん(素心会)」の施設屋上には、1枚165cm×99cm×3.5cm程度の太陽光パネルが286枚も設置されています。災害時には、要配慮者を緊急的に受け入れる福祉避難所になっていて、非常時には、施設に電力を供給できるようになっています。普段は、電気を売って利益を得ることで、建設時にかかったお金の返却(2028年までの10年償還)に充てています。

    分電盤

    これはパワーコンディショナーと言って、太陽の光で発電した電気を一般家庭で利用できるように変換する装置。このパワーコンディショナーのおかげで、発電した電気を電力会社に売ったり、災害時などの非常時には、同施設に供給できるようになっているそうです。地域で循環する電気って良いですね。

    子どもリポーターの感想

    • 小学3年生
      自然あふれる二宮町に科学がプラスされて、ちょうどいい町だなと思いました。
    • 中学2年生
      借金をしてまで発電所をつくったことがすごいと思った。売電利益で返済した後は、地域へ利益を還元するといった姿勢に感動したし、かっこいいと思いました。

    「ぼくたちわたしたちの地球会議」で子どもリポーターが発表したこと

    • 小学3年生
      グリーンエネルギー湘南は、太陽の光で電気をつくっています。火力や原子力みたいに環境を悪くしないで電気を作れるところが良いと思いました。「地域支援センターそしん」の大きな建物の上に、太陽光パネルが置いてあって、それで電気をつくっています。作った電気を町のために使うことは良いと思いました。
    • 小学4年生
      グリーンエネルギー湘南は、「地域支援センターそしん」という施設の屋上に286枚のソーラーパネルを設置しました。私は、このソーラーパネルで1年間に約60トン分のCO₂を削減できること、また、この活動をボランティアで行っていることを聞いて驚きました。私も大人になったら、住む家にソーラーパネルを設置したいです。
    • 小学5年生
      グリーンエネルギー湘南は、エネルギーの地産地消を目指して、ボランティアで町のみんなのために借金までしてソーラーパネルを設置しているので、すごいと思いました。僕にはとてもできないことです。売電して得たお金を自分のためではなく、地域にあげるなんて優しいと思いました。原子力発電は外に漏れだすと大変なことになるし、毒性のごみが発生してしまうけど、自然エネルギーはとても環境に良い発電で、僕はとても良いと思います。「地域支援センターそしん」のような建物の屋上に設置すると、環境を破壊することなく発電所ができるので、とても効率的です。他にも二宮町には、やめてしまった畑が多いようなので、そういったところに設置するのも良いかもしれません。二宮町にはダムがないので、水力発電はできません。また、風も強くないので風力発電もできません。だけど、海があるので、波の力で発電ができるような気がするので、考えてみても良いかもしれません。

    団体情報

    代表者名

    水口 圭三

    会員数

    29名

    設立年月日

    2015年1月

    発足のきっかけ

    2011年3月に起きた東日本大震災は、自然災害の恐ろしさだけでなく、原子力発電がもたらす大きなリスクについても考えさせられました。また、原子力発電の反対だけでなく、原子力発電に代わるエネルギー源の確保が必要となり、私たちは、再生可能エネルギーの利用が今後の最重要課題になると考えました。

    再生可能エネルギーは、みんなのエネルギー資源であり、利用して得られた利益は、みんなで共有すべきであるとの考えをベースとして、近隣市町での先行的事例を参考にしながら、「二宮みんなの発電所」を2019年に完成しました。

    活動日

    1回/年(総会)

    1回/月(役員会)

    活動内容

    • 二酸化炭素排出削減に関連した地球温暖化防止活動
      太陽光発電設備などの維持管理、発電状況の監視
    • 地球温暖化防止の啓発活動
      イベント(エコフェスタにのみや)におけるパネル展示や講演会の実施
      令和3年より、コミュニティスクールで地球温暖化防止に係る授業の支援
    • 売電による利益の地域還元活動
      令和2年度より、バス停に休憩ベンチの寄贈
    • 再生可能エネルギーの電力需要調査活動
      既に災害時に地域及び施設に電力を提供する体制が整いましたが、さらに24時間供給できる体制の調査・検討
      クリーンな電力を自家消費したり、地域で利用するための地域電力について関連する技術の調査

    会員募集情報

    新規会員を歓迎します。興味のある方は、下記「問い合わせ」までご連絡ください。

    団体ホームページ

    問い合わせ