エネルギーの今を知る

私たちは普段の生活の中でたくさんのエネルギーを使っていますが、エネルギーにはさまざまな種類があることをご存知ですか？

資源エネルギー庁の調査では、2019年度の日本におけるエネルギーの構成は、石油・石炭・天然ガスなどの化石燃料が84.8％を占めていて、再生可能エネルギーなどが8.8％、水力発電が3.5％、原子力発電が2.8％となっています。

（注釈）四捨五入の関係で合計が100％にはなりません。

「エネルギーになるならどれも同じじゃないの？」と思われるかもしれませんが、化石燃料は燃やすことでエネルギーをつくるため、地球温暖化の原因となる二酸化炭素(CO₂)を多く発生させてしまいます。さらに化石燃料は9割以上を輸入に頼っているため、供給量がとても不安定なエネルギーです。

反対に太陽光発電などの再生可能エネルギーは、二酸化炭素を排出せずにエネルギーをつくることができるため、地球に優しいエネルギーとなっています。
また、化石燃料と違い輸入に頼らず日本でも生産できることが特徴です。

私たちができる取組は大きく2つあります。

1つ目に、エネルギーを無駄遣いしないことです。
使っていない照明を消すことや、エコドライブを心がけることなど、一人ひとりの取組の積み重ねが不要なエネルギーを減らすことにつながります。
皆さんは、身のまわりで「エネルギーを無駄遣いしているかも」と感じるところはありませんか？
実は探してみると、もっとエネルギーを節約できる所が見つかるかもしれません。
さらに、節約すると電気代なども抑えられるので一石二鳥です！

下記の町ホームページでも、エネルギーの無駄遣いを減らす、地球に優しい取組を紹介しているので、気になるものを調べてみましょう！

2つ目に、地球に優しい再生可能エネルギーの使用割合を増やすことです。
1つ目よりステップアップした取組にはなりますが、自宅の屋根にソーラーパネルを設置することなどがあります。
「興味はあるけど大変そう、高そう」というイメージがある方もいらっしゃると思います。
現在神奈川県では初期費用0円でソーラーパネルを設置することができる事業を行っています。
興味のある方は、ぜひ、下記のサイトを参考にしてみてください。

初期費用0円で太陽光発電を！

（注釈）現在町で実施している補助事業はありません。

未来のために、エネルギーのあり方を考えていく事はとても重要です。
そのためにも、今の日本のエネルギーについて調べて、理解を深めていきましょう。

資源エネルギー庁の「日本のエネルギー」