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あしあと

    豊かな未来をつくる

    • [更新日:2023年4月5日]
    • ID:1382
    日の出の写真

    皆さんは、ご自身やご家族の「未来、あるいは、地球の「未来をどのように想像しますか。
    豊かな未来をつかむためには、「想像」するだけでなく「創造」につなげていかなければなりません。
    私たち、そして次世代にとって豊かな未来を創造するときに、地球規模で未来を考えていくことは、今や欠かせないことになっています。
    なぜなら、地球上では、未来を左右するさまざまな環境問題が発生しているからです。

    2020年、新型コロナウイルスという目に見えない敵が全世界の人々を震撼させ、日常生活を一変させる非常事態となり、その中で、私たちはライフスタイルを見つめ直す機会を得ることとなりました。

    実は、新型コロナウイルスの問題よりずっと前から、そうした世界共通の環境問題が表面化しています。
    今、私たちは、豊かな未来をつくるために、そうしたさまざまな問題からも目を背けず、きちんと向き合いながら、生活スタイルを見直していく時にいます。
    地球規模での未来に向けた取組は、「もう、じぶんごと」です。

    光陰矢のごとし

    何気なく過ごしていると、時間はあっという間に過ぎていきます。
    「未来」はいつか「現実」となり、そして「過去」となっていく、その繰り返しです。

    1分、1時間先でも未来。10年後も、100年後も未来。
    1分、1時間の積み重ねが、やがて10年、100年となっていくことは言うまでもありません。

    私たちの住む「星」は、何万年、何億年とかけて現在の地球環境となってきました。
    現代人にとって便利で暮らしやすい環境が創造される一方で、暮らしにくい環境へと向かっていっているという側面もあります。

    皆さんは、「資源制約」「地球温暖化」「海洋汚染」など、地球規模のさまざまな問題があることをご存じですか。
    例えば、2020年7月1日から、全国一斉にレジ袋(プラスチック製買物袋)が有料化となりました。
    推計では、国内で年間に使用されるレジ袋(LLサイズ)はおよそ305億枚。

    「30,500,000,000枚 ÷ 365日 ÷ 24時間 ÷ 60分 ÷ 60秒 = 約967枚 」

    「1秒967枚」、「2秒1,934枚」、「3秒2,901枚」、「4秒3,868枚」…。
    このページを読んでいる間にも、莫大な数のレジ袋が国内で消費されているわけです。
    「1秒間に967枚のレジ袋が国内で消費されている。」と聞いて、皆さんは何を感じますか。

    レジ袋などのプラスチック製品の製造には、限りある資源「石油」を消費します。
    また、製造時・廃棄時にもCO2を排出するため地球温暖化をより深刻化させるとともに、ポイ捨てをはじめ、廃棄されたプラスチック類が海へと流出し、とても深刻な海洋汚染にもつながってしまっています。

    レジ袋など、便利な物としてこの世に誕生した「プラスチック」。
    「便利なもの」と「未来の地球環境」を天秤にかけてみてください。
    それが本当に必要なものなのかと考え、未来のためにライフスタイルを見直すきっかけとして、日本ではレジ袋の有料化制度がスタートし、他国では、そもそもレジ袋を禁止していたり、税金を課したりなど、そのルールはさまざまです。
    何もせずに時間が過ぎることは、さまざまな問題をより深刻化させてしまいます。
    そのため、今を生きる私たちは、できるだけプラスチックに頼らないことや、適正に処理していくことなどが求められています。

    廃プラスチックによる海洋汚染
    プラ新法
    マイボトルを持ち歩こう
    3R
    プラ動画

    未来へのプレゼント

    私たちは、先人たちから便利なものをはじめ、さまざまなものを受け継いできました。
    今度は、今を生きる私たちが未来に引き継いでいく番です。

    自分の将来や未来の人々のために、皆さんは何を引き継いでいきますか。

    近年、目覚ましい発達を遂げた一つに「情報通信技術」があります。
    それにより、SNSなども普及していることから、今後、グローバル化はますます加速していくことが予想されており、今後、世界中の人々と気軽にコミュニケーションをとっていくことができるようになっていくでしょう。

    そうした中、地球上で共存している一員として、世界規模での「未来に向けた取り組み」を「知らない」、「取り組んでいない」ままにして良いはずがありません。

    たった今も、環境問題だけでなく、世界中の人々が世界規模でさまざまな問題と向き合い、その問題解決やできるだけ良い未来を次世代に引き継いでいくための取組を進めています。
    私たちも共存社会の一員として、世界中の人々と共に現状と向き合い、未来につながる取組をしていきましょう。

    皆さんは、未来につながる取組である「COOL CHOICE」や「SDGs」をご存じですか。

    「COOL CHOICE」と「SDGs」って、なんだろう?

    COOL CHOICE(クールチョイス)【=賢い選択】

    クールチョイス

    2015年、すべての国が参加する形で、2020年以降の温暖化対策の国際的枠組み「パリ協定」が採択され、世界共通の目標として、世界の平均気温上昇を2℃未満にする(さらに、1.5℃に抑える努力をする)こと、今世紀後半に温室効果ガスの排出を実質ゼロにすることが打ち出されました。

    パリ協定を踏まえ、日本は、2030年度に温室効果ガスの排出を2013年度比で26%削減する目標を掲げました。
    この目標達成のためには、家庭・業務部門においては約4割という大幅削減が必要であり、政府は、脱炭素社会づくりに貢献する「製品への買換え」、「サービスの利用」、「ライフスタイルの選択」など地球温暖化対策に資するあらゆる「賢い選択」を促す国民運動COOL CHOICE」を推進してきたところです。

    しかし、各国が温室効果ガスの削減に向けた取組を進めるも、地球温暖化問題はより深刻化していくことが予想されるため、日本では2020年10月に「2050年カーボンニュートラル」の宣言を行い、2021年4月に「2030年度に2013年度比で46%削減を目指すこと、さらに50%の高みに向けて挑戦を続けていくこと」を表明しています。

    町のページ
    地球温暖化のリアル
    漫画で見る「COOL CHOICE」

    SDGs(エス・ディー・ジーズ)(Sustainable Development Goals)【持続可能な開発目標】

    SDGsとクールチョイス
    漫画で見る「SDGs」
    中学生の副教材

    持続可能な開発目標(SDGs)とは、2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として、2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。
    17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。SDGsは発展途上国のみならず、先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり、日本としても積極的に取り組んでいます。

    (注釈)当町のまちづくりも、「SDGs」を意識しながら各施策を推進しています。
       町の総合計画については、下記をご覧ください
       ・第6次二宮町総合計画(別ウインドウで開く)

    豊かな未来をつくる

    「未来のために」は一緒

    COOL CHOICE」も「SDGs」も、「豊かな未来をつくる」という共通の目的があります。

    さまざまな問題は、私たちの生活に身近な問題でありながら、その成果をすぐに実感できるものではないかもしれません。

    しかし、「一人ひとりが意識や行動を変えていく」その積み重ねは、やがて誰にとっても豊かな未来を導き出すでしょう。

    想像してみましょう。
    およそ80億の人々が同じ方を向こうとしています。

    未来は創造するものです。
    あなたの意識や行動が、未来をつくります。