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あしあと

    国民健康保険の現状

    • [更新日:2024年2月1日]
    • ID:2268

    国民健康保険のしくみ

    二宮町国民健康保険は、神奈川県と二宮町が共同で運営する運営する公的な医療保険で、納めていただいている保険税と国、県からの交付金を基に、病気やけが等での保険給付を行う相互扶助の制度です。

    医療機関などでかかった医療費のうち、加入者の皆さまは2割または3割の自己負担額を窓口で支払い、残りの8割から7割の部分(医療給付費)を国民健康保険で負担しています。

    医療給付費は神奈川県が負担しており、神奈川県は県内全体の医療費を計算し、国からの交付金等を充当後、不足する分を市町村へ納付金として請求する仕組みとなっています。

    二宮町から神奈川県への納付金の財源として、加入者の皆さまに保険税をご負担いただいています。

    国民健康保険事業費納付金(県への納付金)の推移

    近年、国民健康保険加入者は年々減少している一方で、神奈川県への納付金は加入者の減少率ほどは下がっておらず、納付金を加入者数で割り返した「一人当たりの納付金額」は増加し、国民健康保険の財政運営はとても厳しいものとなっています。

    一人当たりの納付金が増加するということは、皆さまに負担していただく保険税が増えることにつながります。

    国保事業費納付金の推移

    医療費抑制のお願い

    医療の高度化などの影響から、一人当たりの医療費は増加傾向にあり、医療費が増加することは神奈川県への納付金が増えることにつながります。

    国民健康保険の持続的な運営のためには、医療費の適正化・抑制を図っていく必要があり、病気の早期発見・治療や生活習慣改善のための特定健康診査や特定保健指導、がん検診など受診していただくことや、ジェネリック医薬品(後発医薬品)の効果的な利用、お薬手帳の活用による重複・多剤服薬を見直すことなど、皆様のひとつひとつの取組が医療費の抑制となります。

    国民健康保険の持続的な運営のためにも今一度、皆様が健康であるための行動をお願いします。

    国民健康保険医療費の推移