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あしあと

    【ご注意ください!】熱中症

    • [更新日:2023年7月10日]
    • ID:493

    熱中症警戒アラートを活用しましょう

    環境省では、熱中症予防行動をとっていただくよう促すため「熱中症警戒アラート」を発表しています。メール配信サービスなどに登録いただくと、暑さ指数により危険な暑さが予想される場合に、熱中症への警戒情報をお知らせします。有効活用し、夏の猛暑を乗り越えましょう。

    熱中症とは

    熱中症の発生は、7から8月がピークになります。熱中症は気温、湿度が高い状態が長く続くと、体内の水分や塩分(ナトリウム)などのバランスが崩れ、体温の調節機能が働かなくなり、さまざまな症状が引き起こされます。

    症状

    • めまい、立ちくらみ
    • 大量の発汗
    • 筋肉痛、筋肉の硬直
    • 吐き気
    • 体がだるい、力が入らない
    • 重症になると意識障害

    高齢者、乳幼児、糖尿病等の持病がある方、体調が良くない方は特にご注意ください。室内にいるときも熱中症になる場合がありますので注意が必要です。

    「熱中症予防」のポイント

    • のどの渇きを感じなくてもこまめに水分、電解質(塩分などのミネラル)の補給をしましょう。
    • エアコンや扇風機、冷却グッズ(保冷剤、氷、冷たいタオルなど)を適度に使いながら体を冷やし、快適に過ごしましょう。
    • 外出時には、日傘や帽子、通気性に優れた吸湿性・速乾性のある衣服を選び、こまめに休憩して体感温度を下げましょう。
    • 上手に汗をかくためには3から4日かかります。急に暑くなった日や、熱帯夜の翌日など体が慣れていないため無理せず運動や作業も軽くして徐々に暑さに慣れていきましょう。

    熱中症の症状が見られる方がいた場合

    • エアコンが効いている室内や風通しのよい日陰など、涼しい場所へ避難させましょう。
    • 衣服をゆるめ、首回り、脇の下、足の付け根を中心に身体を冷やしましょう。
    • 経口補水液などから、水分、塩分を補給させましょう。
    • 自力で水が飲めない、または意識がない場合には、すぐに救急車を呼びましょう。

    注意

    • 特に高齢者、こどもに対しては、周囲の人が協力して注意深く見守る必要があります。
    • ベビーカーで外出する場合、アスファルトの照り返しで体温が上昇しますので注意してください。また、自動車内へ乳幼児を放置することは絶対にやめてください。

    熱中症警戒アラート~予防行動のための新しい情報発信~

    熱中症警戒アラートとは

    暑さへの「気づき」を呼びかけて熱中症予防行動をとっていただくための新たな情報として、環境省と気象庁が発表するもので令和3年4月から全国で運用を開始しました。熱中症警戒アラートが発表された際には、熱中症の危険性が極めて高くなることが想定されますので、熱中症予防対策を積極的にとりましょう。

    • 実施期間:令和5年4月26日(水曜日)から10月25日(水曜日)まで
    • 発表基準:暑さ指数(WBGT)算出地点のいずれかで日最高暑さ指数33以上と予測した場合に発表
    • 発表のタイミング:暑さ指数(WBGT)33を超える熱中症の危険性が極めて高くなると予想される日の前日17時頃及び当日の朝5時頃に、最新の予測値を元に、都県単位で発表

    現在の発表の情報は、下記環境省のホームページをご確認ください。

    暑さ指数(WBGT(湿球黒球温度):Wet Bulb Globe Temperature)とは

    人間の熱バランスに影響の大きい「湿度」、「日射・輻射熱(ふくしゃねつ)など周辺の熱環境」、「気温」の3つを取り入れた指標で、現在熱中症の危険度を判断する数値として、環境省から情報提供されています。
    (補足)輻射熱とは、地面や建物、体から出る熱で、温度の高いものからたくさん出ます。
    同じ気温でも湿度が高い方が、熱中症リスクが高まります。特に暑さ指数が28℃を超えると熱中症にかかりやすくなることがわかっています。

    熱中症警戒アラートが発表された際の予防行動

    暑さに関する情報を確認し、不要不急の外出はできるだけ避け、エアコン等が設置されていない屋内及び屋外での運動や活動等は、原則、中止や延期しましょう。また、熱中症になりやすい高齢者や子ども、障がい者の方々は十分に注意し、周囲の方々からの声かけを行う等配慮をお願いします。

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