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あしあと

    外来生物について

    • [更新日:2023年6月1日]
    • ID:1395

    条件付特定外来生物の取扱いにご注意ください!

    2023年6月1日より「アカミミガメ」と「アメリカザリガニ」が、条件付特定外来生物に指定されます。

    指定の外来生物の販売・頒布を目的とした飼養等、販売・頒布・購入、輸入、野外への放出等は、「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律」に基づく規制の対象となり、違反行為は重い罰金・罰則の対象となりますのでご注意ください

    条件付特定外来生物の詳細は、以下の環境省のホームページをご確認ください。

    https://www.env.go.jp/nature/intro/2outline/regulation/jokentsuki.html#01

    外来生物とは

    外来生物とは、外来生物法では、「海外から我が国に導入されることによりその本来の生息地または生育地の外に存することとなる生物」と定義されています。
    日本にやってきた外来生物が、何らかの理由で逃げ出すことがあります。多くはそのまま生き続けることや、子孫を残すことが難しいと考えられていますが、定着することができる生物もいます。
    定着したすべての外来生物が周囲に悪影響を及ぼすわけではありませんが、ときには地域の生態系や人間の健康、農林水産業などに大きな被害を及ぼすことがあります。外来生物法では、こうした被害を及ぼす、または及ぼすおそれがあると認められる外来生物を、「特定外来生物」として指定し、その飼養、栽培、保管、運搬、輸入、野外に放つことを原則禁止しており、違反すると罰則があります。

    外来生物による影響

    生態系への影響

    捕食したり、餌を奪ったりすることなどにより、もともとその地域に生息している在来生物を駆逐してしまう。

    人の生命、身体への影響

    毒をもっている外来生物にかまれたり、刺されたりする危険があります。

    農林水産業への影響

    畑を荒らしたり、漁業の対象となる生物を捕食したり、危害を加えたりするものもいます。

    アライグマの写真

    アライグマ

    オオキンケイギクの写真

    オオキンケイギク

    外来生物被害予防三原則

    外来種への対策では、発生した被害の拡大を防ぐ「防除」だけでなく、そもそも被害を発生させないための「予防」も重要です。
    環境省では以下のような「外来種被害予防三原則」を作成しています。原則を心にとめ、行動することが重要です。

    外来種被害予防三原則

    1.「入れない」

    生態系等への悪影響を及ぼすかもしれない外来生物はむやみに日本に「入れない」ことがまず重要です。

    2.「捨てない」

    飼っている外来生物がいる場合は野外に出さないために絶対に「捨てない」ことが必要です。

    3.「拡げない」

    野外で外来生物が繁殖してしまっている場合には、少なくともそれ以上「拡げない」ことが大切です。

    特定外来生物について

    在来の動物や植物の生態系等に大きな影響を与えるものを「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律(外来生物法)」により特定外来生物に指定されています。

    町内でみられるものとしましては、「アライグマ」や「オオキンケイギク」があります。

    「アライグマ」などの動物につきましては、わな等を使用するので、捕獲等を行うときには許可が必要となりますので、下記の担当課へご連絡ください。

    オオキンケイギク

    北アメリカ原産の多年草で、高さ30から70センチメートル、5月頃から7月頃に道端や河川敷、空き地などで直径5から7センチメートルほどの黄色い花を咲かせます。とても繁殖力が強い植物で、在来の植物の生態系等に大きな影響を与えます。

    特定外来生物に指定されていることから、植栽や栽培をすることは禁止されています。

    「キバナコスモス」とよく似た植物であることから、誤って栽培していることがありますのでご注意ください。

    「オオキンケイギク」などの植物を処分する時は、根から引き抜き、ビニール袋に入れて2日から3日かけて天日にさらし枯死させます。また、種ができている場合は、種が飛ばないように十分注意していただき、可燃ごみとして処分してください。

    ヒアリについて

    現在、町内でのヒアリについて、発見情報はありません。

    万が一、ヒアリと思われるアリを見つけた場合は、刺激をせず、毒を持つため手で触れないようにしてください。

    そして、発見日時、発見者、発見場所、発見時の状況については「ヒアリコールセンター」へご連絡ください。

    ヒアリコールセンター

    神奈川県自然環境保全課野生生物グループ 電話 045-210-4319

    ヒアリ

    (画像:環境省HPより)

    • 体長:約2ミリメートルから6ミリメートル程度
    • 体色:全体は赤茶色、腹部は黒っぽい赤色
    • おしりに毒針がある
    • 土でドーム状のアリ塚を作る

    ヒアリに刺されたら

    ヒアリの毒への反応は、人によって大きく異なります。刺されたときには安静にし、急激に容態が変化する場合には速やかに医療機関を受診してください。

    特に、めまい、嘔吐、息苦しさなどの症状が出た場合は、「アナフィラキシー(重度のアレルギー反応)」の可能性がありますので、救急車を要請するなど、速やかに医療機関を受診してください。

    また、受診の際は、「アリに刺されたこと」、「アナフィラキシーの可能性があること」を伝えてください。

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