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あしあと

    カセットコンロ(カセットボンベ)の取扱いにご注意を

    • [更新日:2023年2月23日]
    • ID:1527

    カセットコンロやカセットボンベの不適切な取り扱いによる火災や破裂事故が増えています。

    カセットコンロは、冬場の食卓には欠かせない機器であるとともに非常時の調理機器にもなる大変便利なものです。しかし、使い方を誤ると破裂事故や火災を引き起こすなどの危険性があります。
    近年、このカセットコンロやカセットボンベの不適切な取り扱いによる火災や破裂事故が全国で相次いでおり、二宮町内でも破裂事故が発生しています。

    また、平成28年2月に九州で行われた屋外イベントの露店では、燃焼中の調理機器のそばに置かれたカセットボンベが突然破裂し、関係者や観覧客など11名が重軽傷を負う事故が発生しました。

    カセットコンロやカセットボンベを使用される際は、次の点にご注意ください。

    1、大きな調理器具(鍋等)を使用しない。

    コンロを覆うような大きな調理器具を使用すると本体に熱がこもりやすくなり、ボンベが加熱され破裂することがあります。

    2、専用のボンベを使用する。

    カセットコンロには、機器ごとに指定された専用のボンベを使用してください。接続部分が合わないことでガス漏れが起こり、火災の原因となります。

    3、調理以外の用途に使用しない。

    炭などの火おこしに使用すると、ボンベが加熱され破裂することがあります。

    4、二台以上並べて使用しない。

    二台以上並べて使用すると熱がこもりやすくなり、ボンベが加熱され破裂することがあります。

    5、カセットボンベは正しくセットする。

    カセットコンロの切り込み部(凹部)とカセットボンベのガイド部(凸部)を正しくセットしてください。不完全な装着はガス漏れが起こり、火災の原因となります。

    6、暖房器具の近くで使用しない。

    カセットコンロを暖房器具のそばで使用したり、カセットボンベを置いたりしないでください。ボンベが加熱され破裂することがあります。

    7、カセットコンロは可燃物から離して使用する。

    可燃性の壁や家具、カーテンなどの可燃物の近くで使用しないでください。コンロと可燃物との間には、最低15センチメートル以上の間隔をとって使用しましょう。

    8、ボンベの再充填はしない。

    使用後のボンベにガスを再充填しないでください。ガス漏れや破裂が発生することがあります。

    9、狭い空間や車内で使用しない。

    狭い空間や車内などでカセットコンロを使用すると一酸化炭素(CO)中毒や酸欠になる場合があります。また、換気を心がけましょう。

    10、カセットボンベを高温となる場所で保管しない。

    カセットボンベを直射日光の当たる場所や高温となる場所で保管するとボンベが加熱され破裂することがあります。ボンベは火気から離れた冷暗所で保管しましょう。

    カセットボンベの破裂事故事例

    カセットコンロが調理器具の上に置かれている状況で装着中のボンベが破裂して頂部がなくなり底部が壁に刺さったもの

    火の用心を心がけ、火災のない明るい町づくりにご協力ください。