エアコンの洗浄による火災に注意
- [更新日:2025年6月30日]
- ID:1567

エアコンの誤った内部洗浄で火災が発生しています
独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)によると、2015年度から2019年度の5年間にエアコンの事故が263件発生し、その内、誤った洗浄方法で発生したエアコンの内部洗浄の事故は20件ありました。
エアコンの事故や火災に至る原因は縷々ございますが、今回はエアコンの内部洗浄を原因とした火災のメカニズムについて紹介します。

エアコン内部洗浄時の注意
十分な知識を持たずに市販のエアコン清掃用スプレーなどの洗浄液を用いてエアコンの内部洗浄を行うと、本来、水分を付着させてはならない機器内部の電気部分(配線や基盤部分)にまで洗浄液を浸透させてしまい、機体内部でトラッキング現象が発生し、異常発熱や出火する原因になります。
(注釈)トラッキング現象とは、付着した水分やほこりによりトラック(電気の通り道)が生成されて異常発熱する現象です。
ご自身で内部洗浄を行う場合は必ず製品の取扱説明書に従って実施し、困難な場合は専門的な知識を持つ業者やメーカー等に依頼してください。
お問い合わせ
二宮町消防本部消防課予防班
住所: 〒259-0131
神奈川県中郡二宮町中里711-1
電話: 0463-72-0015
ファクス: 0463-72-0117