ペットの災害対策について
- [更新日:2023年10月17日]
- ID:2158
大規模な災害が発生した場合、避難所には動物が苦手な方や動物に対するアレルギーをお持ちの方など、さまざまな方が避難所に避難してくるため、避難所でペットと生活するためには多くのルールが必要となります。
いざという時にペットと避難所に避難するためには、日頃からペットの災害対策について意識を持ち、ペットの安全と健康を守るとともに、他の避難者への迷惑になるような行動をしないよう躾けることが大切です。
ペットに関する防災対策の基本は、飼い主が責任をもって対応することです。災害に備えてペットの防災対策をしっかりと考えておきましょう。
ペットとの同行避難
二宮町では、災害時での避難所のペット受入れに関して、同行避難することを認めています。
なお、避難所開設時のペットの受け入れは、町内7カ所の避難所(二宮高等学校・二宮中学校・二宮西中学校・二宮小学校・山西小学校・一色小学校・町立体育館)で受け入れ可能としていますが、避難スペース等の関係から特に二宮高等学校・町立体育館の2箇所を町としてはご案内しています。
ペットの避難場所は、地下駐車場やピロティなど屋根のある屋外施設を開放し、ケージなどに入れた状態で飼養することとなります。そのため、同行避難の際には、ケージやキャリーケースなどを必ず持ってくるようお願いします。
(注釈)アレルギー等、他の避難者への配慮のため、体育館等でペットと一緒に避難生活を送ること(同伴避難)はできませんのでご承知おきください。
(注釈)同行避難中のペットに係る事故やトラブルに関し、施設管理者及び避難所運営責任者に対して一切責任を問うことはできません。無用な事故やトラブルを避けるためにもペットのしつけ等はしっかりと行っておきましょう。
ペットのしつけと健康管理
平時からしつけや健康管理をしっかり行っておくことで、他の避難者への迷惑を防止するとともにペット自身のストレスを軽減することにつながります。
以下のことをできるように日頃からしつけるとともに準備をしておきましょう。
- 人や他の動物を怖がったり攻撃的にならない
- 不必要に吠えたり鳴いたりしない
- 決められた場所で排泄ができる
- ケージに入ることを嫌がらない
- 狂犬病などの予防接種を受けている
- (繁殖を望まない場合)不妊・去勢手術を行っている
所有者の明示
はぐれてしまったペットが保護された際に、飼い主の元に戻れるように所有者がわかるような明示を行っておきましょう。
- 首輪と迷子札をつける
- 鑑札と狂犬病予防注射済票をつける
- マイクロチップをつける
ペット用品の備蓄
ライフラインの被害や避難所での共同生活に備え、人の避難用品と一緒に持ち出せるようにしておきましょう。
二宮町では、人のための備蓄を優先的に行っているため、現状ではペットのための備蓄を行っていません。ペットを飼われている方は、災害時に必要となる各種物品について最低でも5日分、できれば7日分以上は備蓄しておきましょう。
- ペットフード、水(7日分以上が望ましい)
- 食器
- 常備薬(あれば)
- トイレ用品(トイレシート、新聞紙、ビニール袋、スコップ等)
- ケージ、洗濯ネット(猫用)
- タオル
- おもちゃ
- 首輪、リード(伸びないもの)
- ペットの写真
- ペットに関する記録(ワクチン接種履歴、手術履歴等)
参考(外部ホームページ)
お問い合わせ
二宮町総務部防災安全課 危機管理班
住所: 〒259-0196
神奈川県中郡二宮町二宮961
電話: 0463-71-3319
ファクス: 0463-73-0134