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あしあと

    食品ロスを減らして環境負荷や経済的負担を減らそう

    • [更新日:2023年9月12日]
    • ID:1363
    なくそう食品ロス画像
    買い方でも食品ロスを削減できます
    賞味期限は「おいしく食べられる」目安です
    食べきることで地球に手助け
    かしこく保存!おいしさ長持ち
    手前から買うも立派な貢献

    食べ残し、売れ残りや賞味期限などが近いなどの理由で、食べられるのに捨てられてしまう「食品ロス」。
    日本では、家庭や事業者から出る食品ロス量が年間約523万トン(令和3年度推計)も発生しており、これは、世界中で飢餓に苦しむ人々に向けた世界の食糧援助量(2021年 約440万トン)の約1.2倍に相当します。

    食品ロス量の内訳は、家庭から約244万トン、事業者から約279万トンが発生しており、家庭系と事業系がおおむね半々となっています。
    国民一人当たりに換算すると年間約42キログラムの食べ物が捨てられていて、1日で約114グラムの食べ物が捨てられていることになります。

    食品ロス排出量令和3年度推計

    (出典:農林水産省 食品ロス量【令和3年度推計値】)

    こうした実態について、皆さんはどのような感じますか。
    「私は毎日お茶碗1杯分の食品ロスなんか出していない!」と思っている方もいるかもしれませんが、生産や販売の場面などを含めて、一人一日で換算すると相当の量が発生しているわけです。

    まずは、「もったいない」と感じてください。
    そして、そこから行動につなげてみてください。

    食品ロスを減らすということは、ごみの減量化はもちろんのこと、地球温暖化などの環境問題や皆さんと社会の経済的負担が軽減することになります。
    逆を言えば、食品ロスを減らさないと、いろいろなロス(無駄)を生んでいることに。

    まずは、どんなことで「食品ロス」をなくしていきますか。
    例えば、「買いすぎない」・「作りすぎない」・「食べ残しをしない」「手前どりをする」など、ちょっとした工夫で食品ロスを減らし、大幅なごみの減量化につなげていきましょう!

    そもそも、賞味期限と消費期限の違いってなに?

    賞味期限と消費期限の違い

    賞味期限

    おいしく食べることができる期限。
    (期限を過ぎてもすぐに食べられないということではありません。賞味期限が過ぎた食品については、見た目やニオイなどで判断しましょう。)

    消費期限

    期限を過ぎたら食べないほうが良い期限。

    こんなシーンで食品ロス

    買い物編

    • 買い物に行く前に食品の在庫をチェックして、必要な量だけ買い物をしましょう。
    • 買い物をする時は、陳列棚の手前から購入しましょう。

    保存編

    • 冷蔵庫の中を定期的に整理して、手持ちの食材をチェックしやすくしましょう。
    • 一度で食べきれない量の食材は、小分けにするなどの適切な保存を行い、使い切りましょう。
    • 食品に適した方法で保管して長持ちさせましょう。
    • 冷蔵庫の冷凍機能を利用するなど、長期間保存できる方法を実践してみましょう。
    • 賞味期限と消費期限の違いを理解して、賞味期限を過ぎた食品であっても食べれるかどうか個別に判断しましょう。

    調理編

    • 生鮮食品などの傷みやすい食品は優先して使い切りましょう。
    • 料理は食べ切れる分だけ考えて作るようにしましょう。
    • 野菜の皮や茎など、食べられるところは捨てずに、料理の具材として使いましょう。
    • 食べきれなかったものは別の料理に活用するなど、使い切る工夫をしてみましょう。
    • 食べ切れなかった料理は保存して、なるべく早めに食べましょう。

    食事編

    • きちんと食べきりましょう。(これができれば最高です。)

    外食編

    • 食べ切れる量だけ注文しましょう。
    • 食べ放題のお店では、元を取るために無理をして皿に盛ったりして食べ残すのはやめましょう。
    • 開宴時などは「3010(サンマルイチマル)運動」を実践しましょう。

    3010(サンマルイチマル)運動ってなに?

    宴会で食べ残しを減らすための運動です。

    • 乾杯後30分間は席を立たず、料理を楽しみましょう。
    • お開き10分前になったら席に戻って、料理を残さず食べましょう。

    職場や知人の宴会から始めて、「もったいない」を共有しよう!
    お腹も満たされて、宴会をおいしく・楽しみましょう!

    食品ロスの現状などをもっと詳しく

    環境省・農林水産省・消費者庁では、国内だけでなく世界規模で発生している食品ロスの現状や食品ロス削減のヒントを紹介しています。

    《環境省のホームページ「食品ロスポータルサイト」を見る》

    マンガや動画でも「食品ロス」への理解を深めてみよう!

    九都県市(埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県・横浜市・川崎市・千葉市・さいたま市・相模原市)では、3Rの取り組みの一つとして、食品ロス削減をテーマとしたマンガや動画でわかりやすく紹介しています。

    《九都県市首脳会議廃棄物問題検討委員会のホームページを見てみよう!》

    まずは、自分の「ロス」を知ってみよう!

    家庭から発生する食品ロスを減らすためには、まずは、一人ひとりが、日々の生活でどれくらい食品ロスを出しているのかを知ることが重要です。
    日々の生活から発生している食品ロスの量を日記形式で記録する「7日でチャレンジ!食品ロスダイアリー」を使えば、7日間で発生した食品ロスの量を把握できるだけでなく、食品ロスによる環境影響や、経済面でのロスを知ることができます。

    【出典:環境省】(画像をクリックして表示)

    どうしても食ロスが出ちゃったら…、こんなのはいかが?

    ごみの減量は「食品ロス」だけじゃない。いろんな減量化策や資源化策を見てみよう!

    町のごみ処理の現状

    あなたの「ごみ減量化策」を募集

    この町に住む皆さんが実践しているちょっとした工夫や取組を募集します。
    その事例をさまざまな場面で皆さんと情報共有し、その中から「これだったら私もできそう」というメニューを複数選択・実践していただくことで、環境にやさしく、環境意識の高いまちづくりを推進していきたいと思います。

    募集方法などの詳細は下記画像をご覧ください。

    賢い選択を募集