おじいちゃん、おばあちゃんの知恵袋

私たちの周りに便利な物があふれ、豊かな暮らしを送れている一方、それを起因とした大量消費や大量廃棄などといった社会が構築されており、地球規模で資源枯渇や地球温暖化などといったさまざまな環境問題への対策を取り組まなければなりません。

過剰なエネルギー消費や廃棄物大量発生の問題解決・緩和をするためには、一人一人の「もったいない」という心掛けが重要です！

そこで、日頃からその「もったいない」をよく心掛け、実践している「人生の大先輩」の皆さんへ、ご自身の取り組みをアンケート形式でお伺いし、「おじいちゃん、おばあちゃんの知恵袋」としてまとめさせていただきました。

• サンドイッチのミミは、干してパン粉にしたり、油で揚げてお菓子やクルトンにしている。
• 賞味期限にとらわれず、食べられる期限を自分で見極める。
• 冷蔵庫の中をよく確認し、少量のものを買うようにしている。
• 野菜は酢漬けにして日持ちを良くする。
• 野菜類は冷凍または干して乾燥させ、保存できるようにする。

• 卵の殻はくだいて米ぬかと一緒に家庭菜園の肥料にしている。
• 大根、ニンジンの皮はきんぴらにする。
• 廃油は捨てずに廃油石鹼にする。
• 草ごみは天日干しをして、軽量化する。
• お気に入りだったブラウスは捨てずに、生地で袋やポーチを作る。
• カタログに入っているチラシは捨てずに集めてごみ箱を作る。
• 封筒は裏返してもう一度使ったり、メモにする。
• 食品トレーは捨てずに他の食材や料理の器としてつかう。
• 歯磨きなどのチューブは切って全て使いきる。
• お会計時に使わないスプーンや割り箸はいらないことを伝え、受け取らない。

• お風呂の水を洗濯につかう。
• エアコンから出る室外機からの水を溜めて庭の植木にかける。
• お米をといだ後の水は植木にかける。

• 短時間で皆が次々と入浴する。
• 夏はシャワーのみにする。
• トイレの暖房便座を使用時のみONにする。
• スーパーのビニール袋を品物以上に取らずに適当な量を持ち帰る。