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あしあと

    知っていますか?感震ブレーカー

    • [更新日:2025年9月1日]
    • ID:3021

    感震ブレーカーとはどんなもの?

    地震が起きた時、使用中の電気ストーブが倒れたり、電気配線に重量物が落下してショートが起き、火災に繋がることがあります。

    このような火災を防ぐため、一定以上の揺れを感知すると自動的にブレーカーを落として、電気を遮断してくれる機器が「感震ブレーカー」です。

    なぜ感震ブレーカーが必要なの?

    阪神淡路大震災や東日本大震災での地震火災での5割以上が電気火災によるものとされています。

    ((注釈)火災原因が確定しているもののみ)

    地震発生後の避難時にはブレーカーをオフにすることが大事ですが、大きな地震の混乱の中、ブレーカーの操作をするのは難しいかもしれません。

    また、外出中に地震が発生した場合には自宅のブレーカーをオフにすることはできません。

    あらかじめ感震ブレーカーを設置しておくことで、地震発生時の火災発生リスクを軽減することができます。

    設置するとどんなことが防げるの?

    • 地震の揺れにより、電気ストーブ等に燃えやすいもの(洗濯物等)が触れて火災が起こることを防ぐ。
    • 地震により停電した後、復旧した場合の通電火災を防ぐ。

     例1:地震によりガス漏れが発生し、再度通電した際の火花でガスに着火。

     例2:地震により停電し、転倒していた電気ストーブに再度通電したことにより可燃物に着火。

    感震ブレーカーはこのような火災を防げる有効なものですので設置をしてお家を火災から守りましょう!

    感震ブレーカーには分電盤やコンセントに内蔵される電気工事が必要なタイプの他、揺れに伴いブレーカーの

    スイッチと紐でつながった重りが落下することでブレーカーをオフにしてくれる簡易的なタイプもあります。

    各ご家庭に合ったタイプの感震ブレーカーの設置をご検討ください。