中里地区の文化財
- [更新日:2022年11月7日]
- ID:41
2-1 中里祭囃子(なかざとまつりばやし)
二宮町指定 重要無形文化財 昭和50年9月指定
約200年前の文化・文政の時代に、金目村(現平塚市金目)から伝わりました。囃子(はやし)には江戸の町人文化の華やかさが表現され、より古い形が継承されています。曲目は「屋台」「宮昇殿」「治昇殿」「神田丸」「きざみ」「四丁目(しちょうめん)」「仁羽(にんば)」で、使われる楽器は、大太鼓(オオド)・小太鼓(コバチ)・笛・鉦(カネ)です。7月22・23日の夏祭りで奉納されています。
所在地/保管場所:二宮町中里903-3
中里老人いこいの家 中里祭囃子保存会
2-2 萬年堰跡(まんねんぜきあと)
今から300年前、時の代官萬年氏はここに堰(せき)を作り、葛川の水をせき止め内輪・勝負前・倉田新田等に水を送りました。この堰の特徴は、水田と堰の高低差が少ない上に通水の距離の長いことです。
所在地/保管場所:二宮町中里1100付近 萬年橋
2-3 泣き野原の地蔵さん(なきのはらのじぞうさん)
かつてこの付近に1軒家があり、その家の主人が伊勢参りに出かけたまま何年も戻らなかったため、妻と子どもは泣きながらこの峠で夫の帰りを待ち望んだそうです。この地蔵さんはその妻子の供養のために建てられました。
所在地/保管場所:二宮町中里の富士見平バス停付近
2-4 川勾神社神饌田(かわわじんじゃのしんせんでん)
毎年、6月のはじめに川勾神社のお田植え式があります。宮司が模擬的に田植えを行い、五穀豊穣を祈願します。10月のはじめには稲刈り式があります。刈り取られた稲穂の一部は10月10日の川勾神社みそぎ祭で渡御する神輿のてっぺんに結いつけられます。
所在地/保管場所:二宮町中里 西山家
2-5 木造薬師如来立像(もくぞうやくしにょらいりゅうぞう)
こちらの木造薬師如来立像は像立年代不明です。木造12神将像とともに納められています。12神将の一部には台座の裏に墨書きがあり、正徳元年(1711年)の記載があります。
所在地/保管場所:二宮町中里896
中里防災コミュニティーセンター
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二宮町教育委員会教育部生涯学習課生涯学習班
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神奈川県中郡二宮町二宮1240-10
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