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あしあと

    ドンド焼き

    • [更新日:2023年2月25日]
    • ID:16

    二宮町内では平成20年現在、川勾神社を含めると21箇所でドンド焼きが行われています(町民大学受講生しらべ)。ドンド焼きとは、小正月に竹や藁などの自然素材を多く利用して小屋・やぐらを作り、書初めやダルマなどと一緒に燃やして無病息災や五穀豊穣を祈る行事です。

    ドンド焼きはほぼ全国的に見られ、名称は「ドンドン焼き」、「鳥追い」、「道祖神祭」、「道祖神の火祭」、「ダンゴ焼き」、「左義長(さぎちょう)」、「さいのかみ」、「さいとばらい」、「セートバレエ」などさまざまです。小屋・やぐらをかける場所は、火を燃やしてもまわりへの延焼の心配がない公園・海岸・河原などのほか、地元の道祖神を飾り付ける例もよく見られます。「煙が高く上がるほど書初めの腕が上がる」、「火に当たっておくと一年のあいだ無病息災で過ごせる」というのも多くの地域で言い伝えているようです。火の勢いが弱まってきたころ、あらかじめ作って棒や木の枝の先につけておいたダンゴをあぶって食べます。

    二宮町のドンド焼きは1月14日やその前後の土曜日、日曜日にかけて、富士見ヶ丘を中心とした東側の地区、梅沢海岸の海沿いの地区、一色を中心とした西側地区の3地区がまとまって行っています。

    どの地域でもミカン、ダンゴ、お菓子を配ったり、大人にはお酒やビールを振舞うなどして、多数の老若男女が参加し、盛大に開催されています。特に梅沢海岸では、竹をさした大きなやぐらを作り、梅沢地区を皮切りに、越地、茶屋、川匂の4地区で順次やぐらに火がつけられ、極めて壮観です。

    お正月のお飾りを燃やすやぐらの形は、竹などをつかって円錐形に組んだものが多く、12箇所と半分近くありました。同じように山にする場合でも、ただ重ねて積んだやぐらは4箇所で見られます。やぐらの上に枝を長く伸ばし、書初めやダルマを飾ることもあります。ほかに、ドラム缶を半分にしたものを寝かせて、その中で焼くものと、鉄板を利用している例もみられます。

    以下の表は、地区別に平成20年の開催状況についてまとめたものです。一色の多くの地区と元町南では道祖神をきれいにし、藁で小屋がけして注連縄を飾ったり、前に供え物を置いたりします。

    一色1地区

    開催場所

    一色打越地区 道祖神付近

    名称

    ドンド焼き

    やぐらの形

    円錐形(竹)

    一色1地区 道祖神の写真
    一色1地区 やぐらの写真

    一色2地区

    開催場所

    新県道 一色インターを下りたところ

    名称

    ドンド焼き(またはセイト払い)

    やぐらの形

    円錐形(竹)

    一色2地区 やぐらの写真

    一色3地区

    開催場所

    八坂神社前

    名称

    ドンド焼き

    やぐらの形

    円錐形(竹)

    一色3地区 やぐらが燃えている様子

    一色4地区

    開催場所

    一色公民館の前

    名称

    ドンド焼き

    一色4地区 道祖伸の写真
    一色4地区 やぐらが燃えている様子

    富士見が丘1丁目地区

    開催場所

    富士見が丘1丁目第2児童遊園地

    名称

    ドンド焼き

    やぐらの形

    円錐形(竹)

    富士見が丘1丁目地区 やぐらの写真
    富士見が丘1丁目地区 やぐらが燃えている様子

    富士見が丘2丁目地区

    開催場所

    富士見が丘田代公園

    名称

    ドンド焼き

    やぐらの形

    円錐形(竹)

    富士見が丘2丁目地区 やぐらが燃えている様子

    富士見が丘3丁目、松根地区(合同)

    開催場所

    富士見が丘3丁目第1公園

    名称

    ドンド焼き

    やぐらの形

    重ね積み

    富士見が丘3丁目、松根地区(合同) 木の枝の先につけたダンゴをあぶる様子

    百合が丘1、2、3丁目地区(合同)

    開催場所

    町立一色小学校校庭

    名称

    ドンド焼き

    やぐらの形

    円錐形(竹)

    百合が丘1、2、3丁目地区(合同) やぐらの写真
    百合が丘1、2、3丁目地区(合同) やぐらが燃えている様子

    元町北地区

    開催場所

    元町北遊園地

    名称

    ドンド焼き

    やぐらの形

    重ね積み

    元町北地区 やぐらが燃えている様子

    元町南地区

    開催場所

    元町老人憩の家の横

    名称

    ドンド焼き

    やぐらの形

    ドラム缶(半裁)

    元町南地区 やぐらが燃えている様子
    元町南地区 木の枝の先につけたダンゴをあぶる様子

    上町、中町地区(合同)

    開催場所

    袖ヶ浦公園

    名称

    ドンド焼き(またはダンゴ焼き)

    やぐらの形

    ドラム缶(半裁)

    上町、中町地区(合同) やぐらが燃えている様子

    下町地区

    開催場所

    下川久保児童公園

    名称

    左義長祭

    やぐらの形

    円錐形(竹)

    下町地区 やぐらの写真
    下町地区 やぐらが燃えている様子

    梅沢地区

    開催場所

    梅沢海岸

    名称

    ドンド焼き

    やぐらの形

    円錐形(竹)

    梅沢地区 やぐらの写真
    梅沢地区 棒の先につけたダンゴをあぶる様子

    越地地区

    開催場所

    梅沢海岸

    名称

    ドンド焼き

    やぐらの形

    円錐形(竹)

    越地地区 やぐらの写真
    越地地区 やぐらが燃えている様子

    釜野1地区

    開催場所

    山西城網地区

    名称

    ドンド焼き

    やぐらの形

    重ね積み

    釜野1地区 道祖伸の写真
    釜野1地区 やぐらが燃えている様子

    釜野2地区

    開催場所

    釜野児童館下

    名称

    ドンド焼き

    やぐらの形

    円錐形(竹)

    釜野2地区 やぐらの写真

    川匂1地区

    開催場所

    中村川の押切橋上流30メートル付近

    名称

    ドンド焼き

    やぐらの形

    円錐形(竹)

    川匂1地区 やぐらが燃えている様子

    川匂2地区

    開催場所

    梅沢海岸

    名称

    ドンド焼き

    やぐらの形

    重ね積み

    川匂2地区 やぐらが燃えている様子

    茶屋地区

    開催場所

    梅沢海岸

    名称

    ドンド焼き

    やぐらの形

    四角錐形(竹)

    茶屋地区 道祖伸の写真
    茶屋地区 やぐらが燃えている様子
    茶屋地区 木の枝の先につけたダンゴをあぶる様子

    川匂神社

    開催場所

    川匂神社境内

    名称

    ドンド焼き

    やぐらの形

    鉄釜

    川匂神社 やぐらの写真
    川匂神社 やぐらが燃えている様子