一色地区の文化財
- [更新日:2025年9月22日]
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二宮町指定 重要有形文化財 昭和49年6月指定
寄木造り・彫眼・漆箔の像で、像高97.5センチ。関東には数少ない平安彫刻です。
解体修復の際に像の中から木像一体と願文二通、江戸時代の修理記録が発見されました。
解体修復の詳細は『木造阿弥陀如来立像解体修復報告』(浄土宗浄源寺編・発行、昭和53年9月)に記録されています。
所在地/保管場所:二宮町一色765 浄源寺


本堂屋根改修の際、屋根裏より発見されたもの。
神奈川県立歴史博物館の調査で、室町時代の作品であることが分かりました。
本資料は、阿弥陀尊が来迎し、下部に善道と法然の対向図が描かれています。
所在地/保管場所:二宮町一色765 浄源寺
現在、公開しておりません。



境内に向かって左側にある樹齢400年ほどのケヤキは、江戸時代末頃に本堂が焼失した際、その幹の一部が焼け焦げたと言われています。
最近になり、樹勢が衰えたため木の上部は伐採されましたが、残った切り株からもその痕跡は見てとれます。
写真は元気だった頃のケヤキと焼け焦げた様子です。
所在地/保管場所:二宮町一色765 浄源寺



向根橋を渡って右へ曲がるとお不動さんが祀ってあります。
ここにはかつて日光山東光寺というお寺がありました。
本尊は高さ20センチの不動明王の座像で、他に2童子・弘法大師像が安置してあります。
昔は大山参りの人が必ず立ち寄って、道中の安全を祈願しました。
所在地/保管場所:二宮町一色 ふるさとの家となり



中井町との境、秦野県道にかかる橋のたもとに小さな祠が立っています。
中に古びた石の観音と馬頭観音の石碑があります。
一色の人は「おひじりさん」と呼んで、足の神さんとして信仰しています。
所在地/保管場所:二宮町一色797


この家は、明治20年(1887)頃に建てられた二宮地方の典型的な建物で、土間と田の字型の部屋を配しています。
木造草葺(くさぶき)平屋建てで、土間や囲炉裏などは、そのまま保存・管理され、かつての一色村の伝統的な建築様式が残されています。
また、昔使っていた道具や農具なども展示しています。
所在地/保管場所:二宮町一色432
お問い合わせ
二宮町教育委員会教育部生涯学習課生涯学習班
住所: 〒259-0123
神奈川県中郡二宮町二宮1240-10
電話: 0463-72-6912
ファクス: 0463-72-6914
